こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。
38目目の作業の振り返り
前回の作業でドアの作成、シェルの積込、窓とドアの取付を進めました。
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【自作キャンピングカー】38日目:ドアの作成、シェルの積込、窓とドアの取付
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今日もこの作業の続きから進めていきます。
39日目:シェルのコーキング、ドアの調整、内壁の塗装準備
シェルのコーキング
作業でシェルの積込が完了しました。
今一度シェルを見回すと、所々コーキングに不安な箇所がありました。
ということで、シェルの隙間をコーキングし、雨漏り対策を行なっていきます。
まずは一番雨漏りしやすいであろう、窓の周辺からです。
窓枠の下に隙間が開いていたので、そちらを埋めていきます。
コーキングはいつものカインズセットです。
横着してマスキングテープを貼らずに行いました笑
次にボルト周りをコーキングします。
こちらはマスキングテープを貼ってから行います。
無事、隙間が気になった箇所のコーキングが完了しました。
ドアの調整
さて、続いてドアの調整を行います。
前回の作業でドアとしての最低限の機能は担保できていますが、ドアのベニヤ板の固定の甘さやドアのラッチや蝶番の取付位置の悪さなど、見直す箇所が多々あります。
まずはベニヤ板の固定の甘さから改善します。
ドアを横から見ると内貼りのベニヤ板が浮いている箇所が目立ちました。
どうやら釘と釘の間が空きすぎていたのが原因のようで、こちらをしっかり留めるために釘の本数を増やし、釘同士の間隔をもう少し狭めます。
釘は25mmのスクリュー釘を使用しています。
コメリ公式サイト
ドアの内壁の修正ついでに内壁の未完成の箇所も進めます。
換気扇があるので、形に合わせてベニヤ板をカットした後に固定します。
下に照明の配線があるので、この上に釘を打たないように・・・。
これで内壁がすべて貼り終わりました。(後は塗装するのみ!)
続いてドアの蝶番の取付位置の悪さを改善します。
今回のドア、骨組みには2×2材使用し、内側には厚さ4mmのベニヤ板、外側の厚さ12mmの野地板を貼っています。
そして、悲しいことにこのドアに89mmの蝶番を取り付けると、ちょうど12mmの野地板の端にビスが入る形になります。
野地板が割れるとドアが簡単に外れるため、このままだと走行時に外れる大惨事にもなりかねません。
ということで、蝶番の取付位置をもう少し内側に変え、ビスが骨組みにしっかり固定されるように調整します。
ひとまず、ドアを外します。(相変わらず重い・・・)
続いて蝶番を取り付ける位置に線引きし、トリマーで溝を掘ります。
溝を掘ったらのみとハンマーを使って形を整えた後、付属のビスで固定します。
蝶番の取付完了後にドア枠に蝶番を固定したら完成です。
蝶番の取付位置が変わったことで、ドアのラッチの受け側も位置を変える必要が出てきました。
一度取り外し、再度位置合わせしていきます。
前回はトリマーで削りましたが、少しずらす程度なので、のみとハンマーで仕上げます。
上に金属の蓋を被せてビスで固定したら完成です。
取付後にドアの開け閉めを試しましたが、内側のベニヤ板の出っ張りで開きづらくなっていることがわかりました。
こちらはカッターで形を整えます。
再度開け閉めをして確認。
良い感じになりました。
続いてドアの戸当たりを取り付けていきます。
戸当たりに使うのは15mm×10mmの雑巾摺(ぞうきんずり)と呼ばれる木材で、カインズで購入しました。
雑巾摺の主な用途は和室にある押入れの棚と壁の設置面での使用です。
本来の用途とは異なりますが、ドアの戸当たりとして絶妙なサイズ感だったので、こちらを使用しました。
カインズ公式サイト
ドアの作業を進める事前準備として長さを測り、カット後に塗装を行なっていました。
塗料はワトコオイルのミディアムウォルナットを使用しています。
いつものゴリラボンドを付けてドアを閉めた状態で位置を合わせます。
位置を合わせたら25mmのスクリュー釘で固定します。
10mmしか幅がなく、中心に釘を打たないと割れてしまうのでご注意ください。
左右の戸当たりを取り付け終わったところで、木材が足りなくなりました。。。
こちらは後日購入してカット・塗装した後に取り付けることにします。
ということで、再び外作業に戻り、換気扇の横にある隙間を埋めます。(このままだと雨風が入り込む可能性がありそうなので)
こちらは反対側に杉KD材30mm×40mmの端材を取り付け、上から野地板で蓋をすることにしました。
こちらに合わせる野地板は長さを測ってカットし、外壁と同じキシラデコールのジェットブラックで塗装を行いました。
乾燥を待つ必要があるので、取付は後日行います。
続いてドアノブ周辺の隙間をコーキングします。
マスキングしてからコーキングして完成です。
さて、いよいよドアの外装の仕上げ作業となりました。
外壁と同様、ビスの上から木ダボを埋めていきます。
作業の流れは下記の記事で紹介しています。
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【自作キャンピングカー】33日目:外壁の貼り直し、ダボ埋め
続きを見る
遅い時間になりましたが、なんとかダボ埋めが完了しました。
こちらの塗装は後日行います。
内壁の塗装準備
遅い時間になりましたが、次の作業に向けて準備します。
翌日の作業は内壁の塗装です。
今回内壁に漆喰を塗るのですが、このまま普通に塗装すると隙間に漆喰が届かず、見栄えが悪くなります。
この隙間を埋めるためにグラスファイバーテープを使用します。
グラスファイバーテープはメッシュ状のテープで、このテープを貼ることで漆喰がメッシュに食い付き、隙間を埋めてくれます。
というわけで、このグラスファイバーテープをベニヤ板同士の隙間や柱とベニヤ板の隙間に貼っていきます。
天井にも抜かりなく貼ります。
全体に貼り終わったところで、遅い時間になったので、本日の作業は切り上げることにしました。
39日目の成果
本日の作業でシェルのコーキング、ドアの調整、内壁の塗装準備が完了しました。
やはり細かい作業は時間がかかるもので、ドアの調整に思いの外時間がかかり、あまり進みませんでした。
ただ、今回の調整で一旦ドアは完成したので、内装の仕上げに移っていきます。
次回は漆喰の塗装作業を進めます。
この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。
ではまた!