こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。
49日目の作業の振り返り
前回の作業でハンガーパイプの取付、ドア枠の作り直しが完了しました。
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【自作キャンピングカー】49日目:ハンガーパイプの取付、ドア枠の作り直し
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今日はこの作業の続きから進めていきます。
51日目:ハンガーパイプの取付、ドア枠の作り直し
50日目の作業とデータについて
まず最初に悲しいお知らせからです・・・。
50日目の作業のソーラーパネルの取付の記録データが吹き飛びました。。。
50日目の作業は幻となってしまったので、ソーラーパネルを取り付けた後からお届けします。
網戸の取付
シェル内にはエアコンが付いていないので、夏場は窓とドアを開放して換気する必要があります。
ただ、窓とドアを全開にすると虫が入ってきてしまうので、網戸を作り、取り付けていきます。
網戸のフレームはマジックテープで作ります。
ドア枠にマジックテープを貼り、取り外しができる仕組みです。
網戸作りに必要なものは以下の4つです。
- 網戸
- マジックテープ
- PPベルト
- タッカー
網戸は虫が入らない網目が細かいタイプのものを選びます。
コメリオリジナルのものが安かったので、こちらを購入しました。
コメリ公式サイト
マジックテープはホームセンターに売っておらず、Amazonで購入しました。(意外と高い・・・)
PPベルトは布製のバッグの取手などで使われているものです。
100均でも売っていますが、品質が安っぽいので、カインズで購入しました。
タッカーは以前ご紹介していますが、替芯付きのものをAmazonで購入しました。

さて、必要なものを紹介し終わったところで、作業の模様をお届けします。(データが飛んでしまったので、写真が残っていないのですが)
手順は以下の通りです。
- ドアの枠の長さを測り、マジックテープをカット
- ドア枠にマジックテープを貼り、マジックテープの部分を含めて網戸に必要なサイズを測る
- 寸法したサイズに合わせて網戸を1回り大きめにカットする
- ドア枠の長さに合わせてPPベルトをカットする
- PPベルトと同じ長さでマジックテープをカットする
- フレームとなるPPテープを床に敷き、その上から網戸を被せ、網戸を挟み込むようにマジックテープを乗せる
- 長さと位置を調整し、マジックテープの上から網戸とPPテープを含めてタッカーで固定する(ヨレヨレにならないように網戸を外側に突っ張るようにする)
工程としてはそこそこの数がありますが、作業自体は単純で簡単です。



カットした後は実際に貼ってみて仕上がりを確認します。

長さピッタリ、無事網戸が完成しました。(これで室内に虫が入らずに済む!)
ソーラーパネルの調整
さて、幻の50日目でソーラーパネルを貼り付けました。
ソーラーパネルはRENOGYの175Wのフレキシブルパネルを2枚取り付けています。
並列で組んでいるため、Y字型MC4コネクターも同時に購入しました。
防水仕様なので、そこは問題ありませんが、ケーブルが剥き出しなので、強度に不安が残ります。
そこで、強度を上げるためにケーブルをコルゲートチューブで覆う作業を行います。
ちなみにRENOGYの175Wのフレキシブルタイプの場合、コルゲートチューブは7φのものがちょうど合いました。
カインズ公式サイト)
コルゲートチューブには切れ込みが入っているので、作業はとても簡単です。
- ケーブルの上からコルゲートチューブを被せる
- コルゲートチューブを自己融着テープで覆う
- コルゲートチューブごと屋根にゴリラテープで固定する
たった3つのステップで完了です。
ちなみに2番目の工程で使う自己融着テープはその名の通り、テープ同士が重なり合うだけで、自己融着するテープです。
テニスラケットの持ち手部分や金属バットのグリップ部分に巻きつけてあるテープと言えば、なんとなくイメージが付くのではないでしょうか。
では、取り付け作業を進めます。(雨降り後なので、屋根がかなり汚れています)


コルゲートチューブを被せたら自己融着テープで覆います。
自己融着テープは2〜3倍に引き伸ばしながら貼り付けるのがコツです。

すべての切れ込みを覆うのではなく、3箇所を幅3cmくらいで覆いました。
これだけでもかなり耐久性が増しています。

最後にゴリラテープでコルゲートチューブごと屋根に貼り付けたら完成です。
この作業をすべてのケーブルで行います。



というわけで全部の作業が終わりました。

ソーラーパネルは決して安いものではないので、ケーブルが傷ついて断線するのも嫌ですし、雨で濡れて感電する可能性もあり、危険です。
こういう細かい作業はしておくに越したことはないですね。
これで安心して旅に出られます。
シェルの固定方法変更
シェルを載せた際にラッシングベルトで固定し、かなりキツめに締め付けましたが、実際に運転してみるとシェルが少しフワついた感覚がありました。
シェルの落下は大惨事に繋がるため、運転していてどうも落ち着きません。
そこで、もっとしっかり固定できる方法に変更することにしました。
シェル自体は積載物という扱いになるため、工具を使わず、素手で外せるようにする必要があり、固定方法はある程度限られてしまいます。
一番メジャーな方法としてはターンバックルとワイヤーでの固定方法です。
ターンバックルはくるくる回すだけなので、素手でも作業できます。
ターンバックルとワイヤーの固定は耐久性も抜群で、ワイヤーは人の手では切れません。
今回ターンバックルはカインズで購入しました。
カインズ公式サイト
ターンバックル1個あたり2,000円ちょっとの値段なので、4個で9,000円近く・・・ワイヤーを込みにすると10,000円以上の出費となります。
ですが、命には変えられないので、ここはケチらずいきましょう。
ちなみにワイヤーは太さ6mmで、前側1m、後ろ側1.5mの長さのものを使用します。

煽りを開き、ラッシングベルトを緩めた後、外します。


続いて、緩めた状態のターンバックルを取り付けます。

ターンバックルにワイヤーの片方の輪を引っ掛け、トラックの煽りの内側を通し、もう片方の輪を荷台下の固定金具に通します。

取り付けたらターンバックルを回し、ワイヤーを突っ張ります。

ワイヤーを突っ張った後に煽りを閉めたら完成です。
同様に左側も取り付けます。

左側のフックを取り付けた後、右側のフックの向きが逆であることに気付きました。
一度ターンバックルを緩め、向きを変更します。


以上で前側の固定が完了しました。
後ろ側のワイヤーに合うサイズがホームセンターで売っていなかったので、こちらはAmazonで購入し、後日取り付けることにします。
前側をターンバックルとワイヤーでの固定にしてから少し走ってみましたが、ふわふわ感がなく、以前に比べて安定するようになりました。
運転していて安心感があるので、こちらの方が良さそうです。
前側の固定方法を変更したところで、本日の作業を終了します。
51日目の成果
この日の作業で網戸の取付、ソーラーパネルの調整、シェル前側の固定方法の変更が完了しました。
走りも安定するようになったので、いよいよ全国を駆け回れる仕様に近づいてきました。
次回はシェル後ろ側の固定方法の変更と後方のリーフスプリング追加作業を行います。
この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。
ではまた!