軽トラキャンピングカー

【自作キャンピングカー】49日目:ハンガーパイプの取付、ドア枠の作り直し

2023年12月3日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。

47日目&48日目の作業の振り返り

前回の作業で天板の撥水加工、外部電源の取込口作成が完了しました。

【自作キャンピングカー】47日目&48日目:天板の撥水加工、外部電源の取込口作成

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今日はこの作業の続きから進めていきます。

49日目:ハンガーパイプの取付、ドア枠の作り直し

ハンガーパイプの取付

以前から活用方法も模索していた換気扇下のスペース。

 

換気扇下のスペース

 

いろいろ考えた結果、服をかける場所がないということで、ハンガーパイプを設置することにしました。(奥行が足りていないのですが)

ちなみにこちらの換気扇下のスペース、幅が350mmという中途半端な長さです。

この長さに合うハンガーパイプをカインズで探しましたが、残念ながらちょうど良い長さのものがありませんでした。

こちらは妥協して少し短めの300mmハンガーパイプとハンガーパイプを引っかけるソケットを購入しました。

写真にある通り、ソケットを固定するためのビスは付属しています。

 

ハンガーパイプとハンガーソケット

 

ハンガーパイプの耐荷重は38kgなので、Tシャツくらいなら全く問題ないと思われます。

ということで早速取り付けていきます。

まずはハンガーパイプを当てて設置イメージを固めます。

 

ハンガーパイプの設置イメージを確認

 

左右にソケットを固定してから最後に上からパイプを通すことになるので、最低限その隙間は確保しておきます。

長さが足りない分は杉KD材を使って傘増しします。

適当な長さの端材を用意し、やすりがけした後、木枠に固定します。

木材の上部にハンガーパイプのソケットをビス留めするので、上部にはビス打ちしないようにします。

 

傘増し木材を固定

 

傘増し木材を固定2

 

次に左右にハンガーパイプソケットを付属のビスで固定します。

 

ハンガーパイプソケットを固定

 

固定したソケットにパイプを通した後、最後にソケットの上蓋を被せて設置完了です。

長さが10mm足りていませんが、ソケットが支えてくれるので、落ちてくることはありません。

 

ハンガーパイプソケットを固定完了

 

実際にTシャツをかけてみましたが、奥行が足りていないため、結構前にせり出しています。。。

 

Tシャツをハンガーパイプにかけてみる

 

Tシャツをハンガーパイプにかけてみる2

 

ちょっと不格好ではありますが、活用方法が見つからなかったのと、これで服をかけるスペースができるなら良しとします。

後日談ですが、運転中もハンガーからものが落ちるということはありませんでした。

ただ、ソケットの上蓋が外れ、迷子になる事象が発生します。(何度も取り付けるのが面倒で、結局上蓋は外してしまいました・・・)

あとは奥行が足りないので、顔の延長上に衣服があり、起きる時に毎回顔をかすめるのが気になるくらいですね。

ここは設計ミスなので、最初からクローゼットとして設計すれば良かったなと後悔しています。

ちなみにハンガーパイプとしての活用方法はあくまでも仮なので、傘増しした木材は塗装しませんでした。

とは言え、仮でも活用方法が見出せたのは良かったと思います。

 

ドア枠の作り直し

続いて、建て付けの悪いドア枠を作り直します。

まずはドアを取り外し、ドア枠を躊躇なく外していきます。

 

左の戸当たりを剥がす

 

戸当たりが外れたらドア枠に使用した釘を外していきます。

 

左のドア枠の釘を外す

 

釘を全部取り除いたらハンマーで叩いてドア枠を外します。

 

ハンマーで叩いて左のドア枠を外す

 

これを4箇所行います。

 

ハンマーで叩いて右のドア枠を外す

 

右のドア枠の撤去

 

続いて新しいドア枠に差し替えます。

 

新しい左のドア枠を設置する

 

新しい左のドア枠をハンマーと当て板を使って押し込む

 

ドアを当てて確認してみましたが、問題なさそうでした。

取り外した木材の位置どりを参考に、ドアのラッチの溝を掘っていきます。

前回同様、トリマーも活用してドアの溝を掘ります。※前回の作業は以下の記事からご覧いただけます

【自作キャンピングカー】38日目:ドアの作成、シェルの積込、窓とドアの取付

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のみでドアラッチの受け側の溝を掘る


ドアラッチの受け側の溝の完成

 

溝を掘った後、再度ドア枠を設置します。


再度ドア枠を設置する

 

位置が調整できたら50mmのスクリュー釘で固定します。

 


スクリュー釘で固定する

 

固定が終わった後は念のためコーキングします。

 


マスキングテープを貼る

 


コーキングする

 


マスキングテープを剥がす

 

マスキングが完了後、再びドアを取り付けます。

 


ドアの位置を合わせる

 


ドアの蝶番を取り付ける

 


建て付けを確認する

 

取付後に建て付けを確認しましたが、一部引っかかる箇所がありました。

どうやら内壁のベニヤ板の出っ張りが引っかかっているようで、ベニヤ板が割れていました。

 


ドア枠に引っかかるベニヤ板

 

ということで、このベニヤ板の出っ張りをポリッシャーで削ることにしました。

ポリッシャーで磨くと大量の木材の粉が飛散するので、ポリクロスマスカーで室内に粉が入らないように覆います。

 

ポリクロスマスカーで覆う

 

ポリクロスマスカーでの養生完了

 

準備完了、ポリッシャーでベニヤ板を削っていきます。

 


ポリッシャーでベニヤ板を削る

 

磨いた後、ドアを閉めてみましたが、ドアのラッチの受け側も少し引っかかっているようでした。

こちらは溝をもう少し深くして出っ張りをなくしていきます。

 


のみで溝を掘る

 


トリマーを使って溝を掘る
 

ラッチの受け側も削ったことでかなりドアの建て付けが良くなりました。

こちらで問題なさそうです。

その後、以前用意していた戸当たりを取り付け、ドアが無事完成しました。

 

ドアストッパーの取り付け

ドアが完成したところで、次にドアを開けっぱなしにするためのドアストッパーの取り付けを行います。

換気扇だけだと換気能力が低く、ドアを開け放って空気を入れ変えることがあるだろうと考えて取り付けることにしました。

 


ドアストッパーの取り付け準備
 

ちなみに後日談ですが、結果的にこれが大正解でした。

夏場に北海道で2ヶ月半程過ごしましたが、いくら北海道とは言え、夏は夏。

室内が40度近くになったこともあったので、この留め具をつけていなければ熱中症になっていたはず。。。

命に危険が及ぶので、これは絶対付けておいた方が良い装備だと思いました。

というわけで、ドアストッパーの取り付けていきます。

当初は室内用のドアストッパーを取り付けようと思っていたのですが、ドアの位置が高くてドアストッパーが取り付けられず。。。

やむを得ず、木材を床に固定し、傘増しすることにしました。

木材とドアの固定には窓で使おうと思って購入したものの、結局使わなかった(戸当たりを付けたため使いたくても使えなかった)金具を利用します。

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ドアの金具の固定位置は実際に木材を当てて、確認しながら決めました。

 


ドアへの金具の取り付け
 


木材と金具の取り付け位置合わせ
 


木材と金具の取り付け位置合わせ2
 


ドアストッパーのイメージ
 

あとは塗装して床に固定したら完成です。

その日は塗装を行い、作業を終了しました。

 

49日目の成果

この日の作業でハンガーパイプの取付とドアの改修が完了しました。

あとはドアストッパーを固定したらドア周りも完成します。

この自作キャンピングカーの作業も残りわずかとなってきました。

次回は網戸作りとソーラーパネルの調整、固定方法の変更を行います。

この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。

ではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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