軽トラキャンピングカー

【自作キャンピングカー】18日目:外壁の透湿防水シート貼りと窓枠の固定と屋根の板貼り

2023年7月25日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。

17日目の作業の振り返り

さて、前回の作業で換気扇周りの仕上げとドア枠の木材カットと塗装を進めました。

【自作キャンピングカー】17日目:換気扇周りの仕上げとドア枠の木材カットと塗装

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今日はこの作業の続きから進めていきます。

18日目:外壁の透湿防水シート貼りと窓枠の固定と屋根の板貼り

外壁の透湿防水シート貼り

外観がひと通り仕上がったところで、透湿防水シートを貼っていきます。

透湿防水シートを一言で表すと水の侵入を防ぐシートです。

断熱材は機密性が高いので、一度湿気が侵入するとなかなか外部に湿気を放出できません。

そこで、断熱材と外壁の間に通気層となる透湿防水シートを挟み、内部の湿気を外に逃すとともに外部の雨水などの侵入を防ぐことができます。

こちらはカインズで1点購入しました。

カインズ公式サイト

現在カインズ公式サイトでは販売終了となっていましたが、コメリなど、他のホームセンターでも別の透湿防水シートが売っているので、そちらで問題ないと思います。(軽トラに乗せるものなので、タイベックのような高級な透湿防水シートである必要はないかなと・・・)

というわけで、こちらの透湿防水シートを外壁と屋根に貼っていきます。


透湿防水シート開封

 

外壁の場合は透湿防水シートを低い位置から貼っていきます。

高さ的に1枚では足りないので、2枚貼ることになりますが、2枚目を上から被せて貼ることで雨が滴っても中に入り込まず、水が下に流れるようになります。


外壁は必ず低い位置から貼る

 

あとでしっかり固定していきますが、仮留として養生テープで軽く固定しておきます。


養生テープを貼って仮留


養生テープを貼って仮留2
 

一周したところでカッターで切ります。


カッターで切る
 

あとで調整することも可能なので、透湿防水シートは少し大きめに切っておくことをおすすめします。

最終的に透湿防水シートが半分近く余ったので、1本丸々使うことはないはず・・・ケチらず使いましょう笑

しっかり引っ張ってたわみを無くしたら、ガンタッカーで固定していきます。

ちなみにガンタッカーはこちらを使用しました。

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ガンタッカーで固定


ガンタッカーで固定2


ガンタッカーで固定3

同様に上部の透湿防水シートを貼り、固定していきます。

上部と下部の透湿防水シートをどれくらい重ねるかですが、私が購入した透湿防水シートには最低限重ねる必要があるラインが引かれていたので、そちらを参考にしました。

屋根側は結構長さが余ったので、折り込んでガンタッカーで固定していきます。


屋根側は折り込んで固定

次に窓枠に沿って切り込みを入れていきます。

二回りくらい内側をカットしてこちらも窓枠に折り込んで固定します。

四隅は斜め45度目安で切れ込みを入れました。


カッターで切れ込みを入れる


窓枠に折り込んで固定する

 

換気扇周りの透湿防水シート貼り

細かいところですが、換気扇の底にも念のため貼っておきます。(屋根があるので雨水が侵入することはないと思いますが、湿気を逃すことができるので)


換気扇の底にも貼る


換気扇の底にも貼る2

透湿防水シートを貼り終えたところで、底の板を固定します。

高さ的にインパクトドライバーが入らなかったので、ラチェットで固定していきます。

ありがたいことに電動のラチェットをお借りできました。(これがめちゃくちゃ楽!笑)


底板をビス留め

底板を固定した後に換気扇をビス留めして固定します。

以前お伝えしましたが、こちらの固定には付属のビスではなく、30mmのスリムビスを使用しました。(ワッシャーは付属のものをそのまま使用しています)


換気扇をビス留め

固定した後に気付いたのですが、換気扇の出口には向きがありました。

写真の通り、上下蓋が開く形だと、一度開いた蓋が閉まりません。


換気扇の向き(NG)

こちらは左右に蓋が開く形にすることで、換気扇を止めた後に自動で蓋が閉まるようになります。


換気扇の向き(OK)

ついでに玄関と室内の仕切りも固定していきます。


玄関と室内の仕切り板固定

こちらも30mmのスリムビスで固定しましたが、4mmのベニヤ板なので、油断すると貫通します。。。

ここは25mmのスクリュー釘をハンマーで手打ちして固定した方が良かったかもしれません。

ちなみにここは手抜きで防水シートを貼りませんでした。(ただ、湿気を逃すという意味では本来は貼った方が良い)

 

窓枠の固定

続いて窓枠を固定します。

少し大きめでカットしているので、ゴムハンマーで叩いてはめ込みます。


窓枠をはめる

 

4つともハマったら枠をビスで固定します。

固定には90mmのコースレッドビスを使用しました。


窓枠を90mmビスで固定

 

ただ、かなり作業しづらかったので、一旦外して固定することにしました。


窓枠を外してビスで固定

 

窓枠が出来上がったら再度はめ込んで骨組と固定します。

ビスは横の振動に弱いということで、枠の固定には釘を使用します。

固定には50mmのスクリュー釘を使用しました。


窓枠を50mmスクリュー釘で固定

 

屋根の板貼りとパネル枠の固定

窓枠の固定が完了したところで、屋根の板貼りと屋根板枠を固定していきます。

屋根には厚さ9mmのラワン合板を使用します。

こちらはカインズでカットしてもらいました。

屋根板枠についてですが、屋根の縁には雨対策として捨唐草を取り付ける予定です。

捨唐草は屋根に降った雨水を壁に伝わないように地面に逃すために取り付けるものです。

捨唐草を取り付けるためにも屋根の板は外壁より外に40mmずつ大きい設計にしています。

ちょうど骨組で使用した杉KD材が30mm×40mmなので、40mm側を流用できます。

まずは屋根の板が40mmずつはみ出るように位置を合わせます。


屋根板の位置合わせ

 

位置を合わせたら杉KD材をカットしてこちらの位置を合わせます。


杉KD材の位置合わせ

 

合わせた後は上からビス留めしていきます。

ビスは30mmのスリムビスを使用しました。

あとから屋根のアルミ複合板で固定していくので、ビス留めのおおよその位置は把握しておきましょう。


屋根板の固定


屋根板の固定2

 

横の屋根板枠もカットして固定していきます。


横の屋根板枠の木材カット


横の屋根板枠の固定

 

後ろと横の屋根板枠はぴったりの長さだったのですが、骨組自体が曲がっていたようで、前側だけはみ出ました・・・。

ここはアサリ無しのノコギリでカットして整えていきます。


アサリ無しのノコギリでカット

 

ノコギリはこちらを使っています。

少し中途半端なところではありますが、良い時間になったので、本日の作業は終了となりました。

 

18日目の成果

本日の作業で横壁と換気扇周りの透湿防水シート貼り、窓枠の固定と屋根の板貼りが完了しました。

今回作業が盛りだくさんでかなり進んだと感じます。(見た目も大きく変わりましたし)

これだけ進んでいることが実感できると安心しますね笑

次回は窓縁の作成と塗装、屋根の透湿防水シート貼りを行います。

この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。

ではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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