朝日・ブルーアワー 都市夜景

海上のパーキングエリアで見る朝日と夜景が美しい。海ほたる

2021年9月4日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

今回は千葉県木更津市にある海ほたるを紹介します。

東京・神奈川と房総半島を結ぶ陸路の要所

海ほたるは神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ東京湾上にあるパーキングエリアです。

住所上では”千葉県木更津市中島地先海ほたる”で、千葉県に所属しています。

1997年に共用を開始して以来、東京・神奈川と房総半島を結ぶ交通の要所として活用されており、少し前(2016年)の調査記録によると海ほたるには一日あたり45,000台もの車が通行しているようです。

パーキングエリアということで、車がないと行けないと思われがちですが、実は高速バスでも行けます。

本記事の「アクセス」で紹介していますので、「車は持ってないけど海ほたるに行ってみたい!」という方はぜひご覧ください。

海ほたるは全5フロアにもわたる大型のパーキングエリアで、1階〜3階までが駐車場、4階と5階はショッピングエリアとレストランエリアになっています。

1階の大型車駐車場には約90台の駐車スペースがあり、2階の木更津側駐車場、3階の川崎側駐車場はそれぞれ約200台の駐車スペースが確保されています。(ちなみにバイクの駐輪場は大型車と同じ1階にあります)

行きと帰り(川崎方面から木更津方面に向かう時に1回、帰りの木更津方面から川崎方面に戻る時に1回)で、海ほたるに2回立ち寄ったので、一日目と二日目に分けて紹介します。

一日目

深夜から朝方の海ほたる

まずは1階の駐輪場からです。

駐輪場は1階エントランスの目の前にあるので、非常に便利です。

1階エントランス前にある駐輪場

収容台数は少なく、7〜8台程度しか停められるスペースがありませんでした。

私は基本的に深夜のソロツーリングが多いのですが、日中に大人数でツーリングをする場合は駐輪スペースにやや困るかもしれません。

すぐ向かいにある1階のエントランスはこんな感じです。

バイク駐輪場から撮影した海ほたるの1階エントランス

エントランスの前は大型車が通行するので、入る時は気をつけましょう。

お店などが開いていないというデメリットはありますが、やはり個人的には日中の人が多い時間帯より深夜のパーキングエリアの静かな雰囲気の方が好きなんですよね。

エントランスを入るとすぐにエスカレーターと階段が、そしてエスカレーターの左側には広いトイレがあります。

さすがにトイレを撮影するわけにはいきませんが、このトイレが広い、そしてキレイ。(あと、ハンドソープの泡がモリモリ出る)

まだそれほど多くのパーキングエリアを訪れていませんが、個人的には過去一でキレイなトイレでした。

エントランスにあるエスカレーター

フロア案内を見てみましたが、やはり深夜の時間帯はファミマしか空いてませんでした。

それでも24時間営業なので、ありがたいですね。

1階エスカレーター横にあるフロア案内板

エスカレーターは一つしかないのですが、これがまた結構長い・・・笑

バイク乗り的には2階と3階には何も用がないので、素直にエントランスの入り口にあったエレベーターを使った方がよかったなと少し後悔しました・・・。

そんなこんなで4階に到着。

こんな感じで北側のノースキャビンと南側のサウスキャビンに分かれています。(ファミマがあるのはノースキャビンです)

ノースキャビン入口
サウスキャビン入口

中央にエスカレーターと階段があって、ちょうど中央を隔てて北と南に分かれている構造です。

この時間は外も真っ暗で特に立ち寄ることもないので、ひとまずそのまま5階に上がり、展望デッキに出てみました。

5階にある展望デッキとイルカのオブジェ

深夜なので当然真っ暗ですが、東京・神奈川方面、千葉方面それぞれの灯りが遠くに見えます。

クラゲのオブジェ

海ほたるから見える朝日を撮影することが目的だったので、少し足早に一周してみました。

夜空とアンテナ(?)塔

海ほたるから見る美しい朝日

展望デッキをぐるりと回っていたらいつの間にか日の出1時間前を切ってました・・・散策が楽しくて時間を忘れてしまった。。。

方角的にも良さそうな位置を見つけたので、三脚をセットしてすぐさま撮影を開始。

日の出47分前の写真がこちらです。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:25秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9

補足

日の出まで50分を切っていたので、ホワイトバランスを太陽光に設定し、ハーフNDフィルターを装着して撮影しました。

左側の太陽が昇る方角は朝の風景、右側の海ほたるの方角は夜景という不思議な写真を撮影することができました。

続いて、日の出38分前の写真です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:20秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9

補足

三分割法の右下の交点で海ほたるが真っ直ぐに伸びていく構図を意識しました。

やはり1枚目の写真と比較してもこちらの方が構図のバランスが良いです。

次は、日の出33分前の写真です。

このあたりから空の色の変化が楽しくなります。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:8秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9

補足

2枚目と同じく三分割法を意識しましたが、海ほたるが占める比率を増やすことで、海ほたるの存在感を強調しました。

後から見返して気づきましたが、この構図がベストバランスだったと思います。

次は日の出26分前の写真です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:1.6秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9

補足

今度は海と空が占める比率を増やしてみました。

写真の右側に雲がかかっているため、まだ明暗がくっきりと分かれています。

続いて、日の出20分前の写真です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:曇天
シャッタースピード:1.3秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9

補足

空がかなり明るくなってきましたが、より大きな変化が欲しかったので、ホワイトバランスを太陽光から曇天に変えてみました。

色温度が上がったことによって、太陽光に照らされた雲が赤々と燃えているような描写を撮影できました。

続いて、日の出13分前の写真です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:30秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9 + KANI ND64

補足

このタイミングでND64フィルターを装着しました。

露出を抑えたことで、30秒の長秒撮影が可能になり、流れる雲の動きをよりダイナミックに表現することができました。

次は日の出5分前の写真です。(と言っても既に太陽が出かけていますが)

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:1/6秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9

補足

太陽の形をくっきりと写すためにND64フィルターを外し、ハーフNDフィルターのみにしました。

続いて、日の出2分後の写真です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:AWB
シャッタースピード:1/15秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9

補足

直前に撮影した写真の設定だと、全体的に赤みがかっていたため、ホワイトバランスをAWBオートに変更して撮影しました。

オート補正により、空の青さと太陽のオレンジが混ざり合う美しい色合いになりました。

最後にND1000フィルターを装着して撮影してみました。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:AWB
シャッタースピード:70秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9 + KANI ND1000

補足

40秒、70秒、90秒でそれぞれ撮影してみましたが、70秒の写真が最もバランスが良かったと感じます。

朝の海ほたる散策

朝日の撮影を終えた後、改めて海ほたる内部を散策してみました。

夜だとわかりませんでしたが、展望デッキから見ると改めて自分が海の上にいることが実感できます。

誰もいない展望デッキは朝の空気と相まって最高に気持ちが良い!

誰もいない展望デッキ

船のマストを模した柱には海ほたるのロゴが。

柱と柱の間はベンチになっているので、潮風を感じながらゆっくり海を眺める、なんてこともできます。

ここで朝食を食べるなんていうのもアリですね。

船のマストを模した柱

こちらの写真は東京方面を撮影したものです。

少し霞んで見えづらいかもしれませんが、北西の方角に東京スカイツリーが見えます。

展望デッキから見る東京スカイツリー

展望デッキにあるオブジェの1つ、カジキ。

朝日に照らされるその姿がなんだか愛おしい笑

展望デッキにあるカジキのオブジェ

上から見ると、3階層に分かれている出口がよく見えます。

普段ジャンクションなどを撮っている身としては、こういう立体交差とか道路は反射的に撮影してしまいます・・・笑

3層に分かれる海ほたるの出入口

川崎方面には地球儀のオブジェが設置してありました。

周囲が海に囲まれているところにいるというのは本当に不思議な感覚ですね。

展望デッキにある地球儀のオブジェ

木更津方面の空と海ほたる。

海上にかかる道路ってなんかロマンがある・・・。

展望デッキから望む木更津方面

展望デッキの内側にも入ってみました。

この時間は営業していませんが、フードコートやレストランなどがあります。

誰もいない展望デッキ内側の通路

人がいないのをいいことに、ここぞとばかりに撮りまくってみました。

船をイメージした海ほたる内部

UMIHOTARUの文字が描かれた救命浮き輪。

ドアも含め、こういう細かいパーツも船の世界観でしっかり作り込まれていました。

UMIHOTARUの文字が描かれた救命浮き輪

ドアが船室をイメージしたデザインになっていてオシャレです。

海ほたる自体が大きな船のような感覚でした。

船室をイメージしたドア

間接照明が備え付けられたギャラリーもオシャレ。

間接照明が備え付けられたオシャレなギャラリー

1フロア下に降りて、4階も散策してみました。

カフェとかスタバとかがあるので、コーヒーを飲みたいと思いましたが、当然ながら営業時間前・・・。

ただ、こういう時に24時間営業のファミマが本当にありがたい!

モーニングコーヒーという至福の一杯は欠かせません。

ショッピングフロアにあるカフェ

目の前は海を眺めながら過ごす朝の時間。贅沢すぎる!

目の前の海をゆっくり眺められる席が充実

こんな感じで早朝は貸切状態。

席も選びたい放題。最高かよ。

誰もいないショッピングフロアの休憩スペース

天気も良く、朝日がガンガン照りつける。

景色の良い窓辺で太陽の光をたくさん浴びて、モーニングコーヒーと朝食、最高の朝を迎えることができました。

朝日が差し込む休憩スペース

二日目

海ほたるから見る美しい夜景

二日目は東京に戻る途中に海ほたるに立ち寄り、夜景を撮影することにしました。

前日散策していた時にロケハンしていたこともあり、迷わず撮影スポットに向かい、撮影開始。

一枚目の写真はこちら。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS
撮影モード:風景
ホワイトバランス:AWB
シャッタースピード:80秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:39mm
レンズフィルター:なし

補足

ホワイトバランスをAWBに設定し、夜景本来の色味で撮影しました。

80秒という長秒で撮影することで、高速道路を走る車や海ほたるから出発する車の光跡(レーザー)を収めることができました。

24-105mmのレンズのやや広角側で撮影しているため、結構広めに写っています。

ただ、手前にある「柵」が見栄え的によくないですね。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS
撮影モード:風景
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:60秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:39mm
レンズフィルター:なし

補足

今度はホワイトバランスを電球に設定して撮影してみました。

青みを増すことで、幻想的な雰囲気の写真になります。

仕上げのレタッチでHDR合成調の効果を加え、サイバー観を表現してみました。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS
撮影モード:風景
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:60秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:54mm
レンズフィルター:なし

補足

1、2枚目の写真より望遠側にズームして見せたい部分だけを切り取りました。

手前で悪目立ちしていた「柵」の存在感が薄れ、高速道路を往来する車のレーザー(光跡)をより強調することができました。

撮影で使用した機材

参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。

カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)

 

カメラ(RICHO GR3)

 

レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)

【SIGMA】Art 14mm F1.8 DG HSM(ソニーEマウント用/フルサイズ対応)

 

レンズ(SONY FE24-105mm F4 G OSS SEL24105G)

 

レンズフィルター(KANI Premium Reverse GND 0.9 150mm×170mm)

 

レンズフィルター(KANI ND64 150mm×150mm)

 

レンズフィルター(KANI ND1000 150mm×150mm)

 

フィルターホルダー(KANI フィルターホルダー SIGMA 14mm F1.8 DG HSM 専用 150mm幅)

 

L字ブラケット(SmallRig SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット)

【SmallRig】SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット

 

レンズサポートプレート(Leofoto NR-140 多目的スライドプレート)

 

三脚(Velbon UTC 53II AS)

 

シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)

 

撮影地点について

最後に撮影地点を紹介します。

海ほたるは千葉県木更津市中島地先にあります

今回撮影した朝日・夜景は5階にある展望デッキのエレベーター・喫煙所側から撮影可能です。※カジキのオブジェがあるすぐ横です

アクセス

公共交通機関でアクセスする場合

・JR東海道線「川崎」駅東口22番から出る高速バス「木更津~川崎線」で44分乗車
・JR内房線「木更津」駅7番から出る高速バス「木更津~川崎線」で44分乗車

車やバイクを持っていない方でもバスで往復することができます。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

高速バスでのアクセス

車・バイクでアクセスする場合

お手持ちのナビをお使いください。
海ほたるへのアクセス

駐車場・駐輪場(バイク)情報

駐車場

海ほたる駐車場(収容台数396台※上り198台、下り198台)

駐輪場(バイク)

海ほたる駐輪場(収容台数約10台)

周辺設備情報

コンビニ

ファミリーマート海ほたる店

トイレ

海ほたる内のトイレを利用することができます。

終わりに

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

海ほたるは海上から昇る朝日、海上からの夜景を撮影できるスポットです。

この記事を読んで「海ほたるに行ってみたい」なんて思っていただけたら幸いです。

以下のページで朝日・ブルーアワーの撮影スポットと都市夜景の撮影スポットの記事一覧が見れます。

興味がありましたらご覧ください。

朝日・ブルーアワー撮影スポットの記事一覧

都市夜景撮影スポットの記事一覧

また、今後もこのブログをお読みいただけると、これ以上嬉しいことはありません。

あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。

それではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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