ストックフォト

【アツい季節がやってきた】Adobe Stock無料コレクション登録キャンペーン2024

2024年5月26日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

2021年から始まったAdobe Stockの無料コレクションへの写真提供キャンペーンが2024年も開催されるようです。

 

そもそもAdobe Stockって何?どうやって会員登録するの?という方は下記の記事も併せてご覧ください。

【登録は簡単】Adobe Stockでストックフォト副業を始めよう

続きを見る

 

Adobe Stock無料コレクション提供キャンペーンについて

改めてAdobe Stockの無料コレクション提供キャンペーンについて紹介します。

5月23日の深夜にこんなメールが届いていました。

 

昨年までは日本語のメールが届いていたのですが、ついに全文英語となりました笑

内容としては例年と変わらず、販売中のストックフォトを無料コレクションとして提供すると、5ドルの前払いのロイヤリティが支払われるというものです。

ちなみにAdobe Stockは2023年3月3日より円支払いがなくなり、ドル支払いのみとなっています。

本文内の見出しを過去4年間でどう変わったのか比較してみました。

2021年 2022年 2023年 2024年
キャンペーン実施の背景      
支払われるロイヤリティ 1点のコンテンツに対して、いくらもらえるのか? 1点の作品当たりの報酬は? 1点の作品当たりの報酬は?
無料コレクションに提供した写真の制限事項 一連の流れは? 一連の流れは? 一連の流れは?
対象となる写真     対象となる写真
キャンペーンへの参加期限     キャンペーンへの参加期限

細かな記載の違いはあれど、大きな変更は特になさそうです。(あるとしたら円安の煽りで支払われる金額が日本円換算だと増えていることくらいでしょう。

締め切りは2024年6月4日毎度のことですが、期間が短いので、お気をつけください。

というわけで、ポイントだけ記載しておきます。

  • 写真が1点採用されるにつき、5ドル支払われます。
  • 過去12ヶ月間に有料コレクションで4回以上ダウンロードされた作品は選考対象になりません。
  • 12ヶ月後に再度自動的に審査対象となります。

少し補足すると、4回以上ダウンロードされた作品が選考対象にならないのはメールの本文に記載してありますが、作品の価値を守るためというのが主な理由のようです。

12ヶ月後に再度自動的に審査対象となるという点については基本的に無料コレクションに選ばれ続けると無料コレクション作品として軌道に乗ることを意味しています。

例えば、Aという作品が初年度で無料コレクションに選ばれ、次年度でも無料コレクションに選ばれた場合、Aという作品は無料コレクション対象の作品として残り続けます。

意図的に無料コレクションのノミネート(自己推薦)から外さない限り、無料コレクション作品になりますので、この点はご注意ください。

とは言え、ロイヤリティを考えると、無料コレクション対象の作品としてノミネートした方がはるかにメリットがあると考えます。

 

支払われるロイヤリティ

私の場合はノミネートできる最大作品数は74点で、写真が1点採用されるにつき、5ドル前払いで支払われます。

昨年は58点だったので、1〜3回ダウンロードされている作品数が多ければ多いほどノミネート点数が増えます。(作品を投稿し続けることがとにかく大事)

Adobe Stockは一昨年までは1作品750円で支払われていましたが、1作品5ドルとなりました。

ちなみにこの記事を編集している5月26日現在では1ドル約156.94円です。(5ドルということは780円・・・円安の煽りでもらえる報酬がアップしています

74点ということは最大370ドル、日本円にして57,720円ものロイヤリティが受け取れることになります。

Adobeさん、相変わらずの太っ腹!

ちなみに無料コレクション提供には審査があります。

毎年参加者が増えているようで、年々審査が厳しくなっているように思います。

私の場合、昨年は残念ながら1点も採用されませんでした。

ゲンジツハキビシイ・・・。

 

無料コレクションに提供した写真の制限事項

無料コレクションとして提供されてから12ヶ月間は、その報酬が受け取れなくなります。

13ヶ月目からは無料コレクションから除外されて通常販売に戻りますし、無料コレクションに提供した作品の所有権はコントリビューターにあるので、この点は安心できますね。

こちらは昨年と変わりありません。

今年で4年目ということもあり、裏を返せば無料コレクションはユーザーからすると好評で、Adobe的には今後もこのキャンペーンを継続する可能性が高いということが読み取れます。

この先一年間コツコツ写真の販売点数を増やしていけば、来年はもっと多くの作品をノミネートできる・・・と考えると夢が広がりますね。

 

対象となる写真

現在販売中の写真であることが条件で、よく売れている写真(過去12ヶ月の間に4回以上売れた写真)は対象外になります。

また、記載は見当たらないのですが、過去に一度も売れたことがない写真も対象外となります。

つまり、昨年1回以上4回未満売り上げた写真が対象ということになります。

キャンペーン期間中であれば提供する写真を自分で選び、何度も変更できます。

 

キャンペーンへの参加期限

参加期限は2024年6月4日までです。(期間が短い)

 

参加方法

手順を紹介しますので、ご参照ください。

とても簡単で5分程度で終わります。

無料コレクションについては以下のページに詳細な記載がありますので、こちらも併せてご覧ください!

 

Adobe Stock無料コレクション提供キャンペーンの参加手順

1)まずはトップページのログインにある電子メールアドレスを入力して、「続行」をクリックします

2)パスワード入力欄が表示されるのでパスワードを入力します

もし入力したパスワードを見えるようにしたい場合は入力欄の右にある目のアイコンをクリック、ログインをそのまま維持したい場合はログインを維持(バーが青色になっていればオンです)してから「続行」をクリックしましょう。

3)ログインしたら左下にあるチェックボタンをクリックします

ログインすると、いつもは表示されていない無料コレクションの告知が表示されています。

左下にあるチェックボタンをクリックしましょう。

4)無料コレクションへの提供に関する同意文が表示されるので、下にスクロールして「同意する」をクリックします

スキップしがちですが、文章をよく読み、問題なければ同意しましょう。

同意が完了すると、左下のチェックボタンがクリックされた状態になります。

5)無料コレクションに提供する写真を選択します

ノミネートする写真はサムネイルの下に「ノミネート」というボタンが表示されます。

このボタンが有効になっている写真がノミネートの対象です。

もし除外したい写真がある場合は「ノミネートのチェック」を外しましょう。

あとは審査を待つだけです。

結果がどうなるか楽しみですね!

もし審査が通ったらまたこちらに追記していきます。

昨年は1作品も採用されなかったので、今年は1作品でも採用されると嬉しいのですが・・・。

2024年6月27日追記

2024年6月27日、Adobe Stockからメールが送られてきており、ありがたいことに1枚の作品が審査を通過しました!

Adobe Stockのアカウントがあれば無料でダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

2024年9月18日追記

2024年9月18日の深夜にAdobe Stockからこんなメールが送られてきました。

どうやらAdobe Stock無料コレクション提供キャンペーンで承認が降りた作品がFirefly(Adobeの生成AI)の学習に貢献していることを讃え、2 回目のボーナスを提供するというもののようです。

実際に私のコントリビューター画面にも1ドルが追加されていました。

ライセンス数に基づく、という記載があったので、1枚につき1ドルの追加ボーナスが支給されていると思われます。

ということは今年は1枚につき6ドルのコントリビューターボーナスが得られることになります。

額はそれほど大きくはありませんが、思わぬところからボーナスがもらえるのは嬉しいものですね。

今後もこのような取り組みが継続されることを期待します。

終わりに

さて、いかがでしたでしょうか?

私の場合、AdobeStockで390枚以上の点数を販売(2024年5月時点)していますが、売れた写真は10%にも満たないというのが現状です。

また、収益公開ページで記載している通り、ストックフォトの販売金額は年間で5,000円いかないくらいです。
※収益公開ページは以下の記事をご覧ください。

【2024年の収益を公開】ストックフォトでどれくらい稼げるの?

続きを見る

無料コレクションに提供して最大57,720円が支払われた場合、それだけで年間の収益をはるかに上回るインパクト・・・。

そう考えると、なかなかの太っ腹企画ではないでしょうか。

申込期限は2024年6月4日までなので、ご注意を!

というわけで、今回はAdobe Stockの無料コレクションキャンペーンについての紹介でした。

あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。

それではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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