こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。
11日目の作業の振り返り
さて、前回の作業で床(底面)の貼付、屋根の本組、窓枠の木材カット・塗装作業が完了しました。
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【自作キャンピングカー】11日目:床(底面)の貼付、屋根の本組、窓枠の木材カット・塗装
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今回はいよいよ完成したそれぞれのパネルを組み合わせます。
12日目:床(底面)の貼付、屋根の本組、窓枠の木材カット・塗装
床板(底面)の固定
と、出落ち感満載ですが、ここで残念なお知らせです・・・。
最初のパネル組み、動画も写真も撮れてねぇーーーーーーーーーっ!
一番の見せ場なのになぜなんだ・・・。
写真撮影のメイン機であるSONYのα7R3をそのまま使用しているのですが、途中で勝手に撮影オフになったりするんですよね・・・。
もう少し安定して撮影できる機材を準備しなければいけないのか。。。
ということで、既に前壁と横壁のパネル同士を合わせて、一部固定したところからお届けします。。。
前壁と横壁の固定
ひとまず、前壁と横壁を軽く固定しました。
以下の2種類の固定を行っていきます。
- 床とパネルの固定
- パネル同士の固定
パネル同士を固定する際はクランプなどを利用しながらしっかり固定していきます。
また、床とパネルの固定は90mmのコースレッドビスを打って、ある程度固定してから最後は90mmの釘を打ちました。
ビスと釘の違いをまとめると、以下の表のような感じになるようです。
横の振動に対する強度 | 縦の振動に対する強度 | |
ビス | 弱い | 強い |
釘 | 強い | 弱い |
重力もある上、車体と固定するので、さすがに横壁が縦方向にすっぽ抜けることはないだろうという点とカーブの時にシェルに横Gがかかるので、横の振動に強くする必要があるということを考えると釘の方が特性に合ってるんですよね。
本当は釘だけの方が良いのでしょうけど、全部釘にすると時間がかかるので、ビスと釘を全体的に固定していきます。
ちなみに前壁は完全に設計ミスで、高さ的にインパクトドライバーが入らないため、ラチェットを使って手動で固定していきます・・・。
床と固定する木材は高さにクリアランスを設けることをおすすめします。
この時点では設計が曖昧になっている玄関右の謎スペースも固定。
全体をある程度ビスで固定できた後は90mmの釘を打っていきます。
上の方が届かないので、ちょうど良いところにあった積載車に乗って固定笑
この後もひたすら固定していきます。
シェル固定の金具
続いて、ボルトを埋め込むための木材を作成します。
今回はシェルをラッシングベルトで固定する予定です。
※最終的にはワイヤー+ターンバックルでの固定に変更しました
軽トラ側はボディ側にフックが付いているので問題ありませんが、シェルの方にも固定するための金具が必要になります。
こちらの固定にはM12のロングアイボルトを使用しました。
これがまた良いお値段・・・1本2,000円ちょっとします。
全部で4本使用するので、合計9,000円近く・・・苦笑
とは言え、シェルを支えられるかどうかはこのボルトにかかっている(言い換えればこのボルトに命を預けている)ので、命の保証料だと思って投資します。
ホームセンターでは見つけられなかったので、Amazonで購入しました。
また、ナットについても強力なものを・・・ということで、ハードロックナットのM12用をカインズで4セット購入。
※写真と同じ商品のリンクがなかったので、別のリンクを載せてますが、2セット分はこちらの商品を使っています
ナットだけだと締め付けた後、木材に食い込んでしまうので、広めのワッシャーもカインズで8つ購入。
カインズ公式サイト
これらを組み合わせるとこんな感じになります。
ワッシャーとワッシャーの間に壁が入り、内側をボルトで締め付ける感じになります。
ボルト固定用木材の作成
ボルトを固定する木材ですが、丈夫なものを選ぶ必要があります。
30mm×40mmの杉KD材だとポキっと折れますからね・・・。
こちらは2×4材(ホワイトウッド)を使用することにしました。
本当はもっと硬い材質の木を選ぶべきではありますが・・・。
当初は室外側に木材を固定しようと思っていたのですが、よくよく考えると木材が剥がれたら意味がないので、室内側に設置することにしました。
こうすることで、内側から壁を圧着してくれるので、安定感が増します。
長さを測ってから木材をカット。(写真では手元が見えない・・・笑)
木材をカットしたら内側に固定していきます。
固定には65mmのスリムビスを使用しました。
ラッシングベルトを実際に装着して位置合わせをします。
※最終的にワイヤー+ターンバックルでの固定に変更しました
前側のワイヤーは6パイの1m×2本、後側のワイヤーは6パイの1.5m×2本を使用しています。
ターンバックルはボルトと同じくM12で両極がS字フックのターンバックルを使用しました。(ターンバックルがまた高い・・・)
ボルトを通して確認
位置が決まったらミドルドリルビットを装着して穴を開けてボルトが通ることを確認します。
内側に固定する場合、枠の40mm分隙間ができてしまうので、こちらは杉KD材をカットして隙間を埋めていきます。
その後も固定作業を続けていましたが、軽トラの荷台から下ろせなくなってしまいました・・・。
そこで、工場の方に手伝っていただき、大人4人で工場内に運びました。(やはり木材は重い・・・)
忘れない内に右壁の窓をなくした際に中途半端になっていた切り欠きの部分に木材を追加します。
こちらはいつも通り、30mmのスリムビスを対角打ちします。
木材を追加したところで、作業を切り上げることにしました。
12日目の成果
12日目にして、ついに屋根以外の骨組が完成しました。
ようやくシェルとしての形が見えてきてちょっと感動・・・。
1日目で失敗して正直心が折れかけましたが、諦めなければまぁどうにかなるもんですね。
あとは屋根を残すのみ。
というわけで次回はシェルの屋根の本組と壁の断熱材埋め込みを進めていきます。
この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。
ではまた!