ジャンクション

【千葉県東金市・東金ジャンクション】ジャンクション撮影スポット

2023年1月5日

こんにちは。ブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

2022年4月に東京ジャンクションを完全制覇してから約10ヶ月が経ちました。

その後は一度だけジャンクションの撮影に行っていたのですが、記事化するのをすっかり忘れていました・・・。

千葉に引っ越したので、今後は千葉にある9つのジャンクション完全制覇を目標に掲げて撮影していきます。

ということで、今回は千葉のジャンクション1箇所目、東金ジャンクションを紹介します。

風景写真を撮りたい方へ

撮影できる写真

設定

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:電球
ISO感度:100
絞り値:F8
シャッタースピード:91秒
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:東金ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

補足

【構図】
ジャンクションの交点が3段に交わる箇所を中心に据えました。
「国道126号」の文字が見切れないようにしつつ、右下から左上へに向かって伸びる光跡で「写真の奥行」を意識しています。

【前提】
周辺に光がなかったため、長時間露光撮影の秒数がかなり長くなりました。
91秒というシャッタースピードで少し長めの長時間露光で撮影しました。

【絞り】
F11にしてしまうと、さらに長い時間の長秒撮影が必要になるため、F8にして少しでも秒数が減るように調整しました。
※秒数が長くなればなるほど大型のトラックが通行した時の振動でブレたり、光跡が多くなり過ぎて白飛びするリスクが高まります

【シャッタースピード】
ジャンクションの撮影では露出+-0を目指して撮影しています。
この場合は91秒が適正なシャッタースピードでした。

レタッチ

レタッチは以下の工程で行なっています。

step
1
Lightroom(Classic)でRAW現像

RAWで撮影した写真をレタッチしていきます。

step
2
Photoshopでゴミ取り

カメラのセンサーダストやレンズに付着したゴミを取ります。

step
3
Color Efex Proで最終調整

レタッチソフトのColor Efex Proを使って、作品として仕上げていきます。

STEP1 Lightroom(Classic)でRAW現像

【プリセット】
ジャンクションのプリセットを作っているので、最初に適用します。
プリセットでは外観をテクスチャを+20、明瞭度+20、かすみの除去を+10、自然な彩度を+10、彩度を+10としています。
また、トーンカーブを出力+20、ノイズが出やすいので、ディテールのノイズ軽減を+40にしています。
レンズ補正は色収差を除去にチェックを入れています。
プロファイル補正を使用の項目はLightroomが認識してくれるレンズであれば自動で適用されます。

【階調】
露光量を+0.30、コントラストを+14、ハイライトを−38、シャドウを+18、白レベルを+25、黒レベルを+73にしています。

【トーンカーブ】
プリセットに含まれている出力+20はそのままとし、緩やかなS字になる形で調整しています。

【HSL】
色相はブルーのみ−10としています。
彩度はレッドを+5、オレンジを+16、イエローを−23、グリーンを−43、アクアを−34、ブルーを+12、パープルを+8、マゼンタを+6にしています。
また、輝度はレッドを+21、オレンジを+15、イエローを−87、グリーンを+14、アクアを+16、ブルーを−12、パープルを+16、マゼンタを+14とし、特に強調したいジャンクションや光跡との強弱を明確にしています。
青と緑の中間(やや青寄り)のような色味を目指して調整しています。

【微調整】
プリセットをベースに「自分が最も美しいと思う写真」になるように調整していきます。
作風なので、正解はありません。(自分の作品に仕上げていきましょう)

STEP2 Photoshopでゴミ取り

写真にゴミが映り込んでいないかチェックします。
左上部にゴミが付いていたのでスポット修正ブラシツールでゴミを除去しました。
また、ジャンクションを長秒撮影すると中途半端な星の軌道が映り込みます。
長い軌道ならまだしも、短い中途半端な軌道は美しくないので、同じくスポット修正ブラシツールで除去しました。

STEP3 Color Efex Proで最終調整

【プリセット】
既存レシピにあるアン・ヴォーグレッドロックを使って、ディテール強調を+5%、コントラストを+10%、彩度を+6%としています。
クロスプロセスは効果をB02、適用量は29%としました。
クロスバランスはTungsten To Daylight(3)で適用量は12%としました。
フォトスタイルはラセットのスタイル4で適用量は40%としました。
最後にダーク/ライトセンターで中心を左奥の位置に合わせ、形を1、中心の明度を0%、周辺の明度を−60%、中心のサイズを10%で調整して完成です。

ポイントとしてはディテール強調を+にし過ぎると、ハロと呼ばれる現象(撮影対象と空に明暗差がある時に撮影対象の縁に白いオーラのようなモヤがかかる現象)が発生します。
レタッチでかなりいじっているので、多少は発生するかもしれませんが、あまり目立たない範囲で調整するようにしています。

他にも撮れるこんな写真

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:東金ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

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写真:東金ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

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写真:東金ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

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写真:東金ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

ジャンクション撮影の準備

最寄り駅は福俵駅ですが、徒歩だと約1時間かかります。
かなり距離があるので、基本的には自家用車でアクセスすることをおすすめします。

風景写真の撮影機材

参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。

カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)

 

レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)

 

L字ブラケット(SmallRig SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット)

【SmallRig】SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット

 

レンズサポートプレート(Leofoto NR-140 多目的スライドプレート)

 

三脚(Velbon UTC 53II AS)

 

シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)

今回の撮影は以上です。

総合評価

東金ジャンクションの総合評価は以下の通りです。

項目 評価 コメント
美しさ ★★★★ 頭上で3層に分かれてダイナミックに分岐しており、建造物としては美しく、高評価です。
光条 ★★★★ 光条が多く撮影できるため高評価です。
レーザー(光跡) ★★★★ 奥へと真っ直ぐ伸びるカラフルなレーザーが撮影できるため高評価です。
構図のバリエーション ★★★ 構図のバリエーションの数としては多くも少なくもなく、普通です。
穴場感 ★★★★★ 人の往来は全くない(逆に人が居なさすぎて怖いくらい)ため、最高評価です。
アクセスの良さ 最寄り駅からは徒歩でアクセスできず、車も停められるスペースがないため、最低評価です。
おすすめレンズ 広角レンズ
総合点 21点/30点 撮影スポットとして真っ先におすすめしたいジャンクションです。

アクセスこそ悪いものの、人は全く通らず、穴場の撮影スポットと言えます。

構図のバリエーションはそれほど多くありませんが、美しさ、光条、レーザーどれをとっても高水準です。

夜は街灯がほとんどないため、撮影地点に向かう道中はライトが必須になります。

一点注意が必要なのが、自然豊かな場所にあるので、夏場は虫との格闘になると思います。。。

撮影地点について

最後に撮影地点を紹介します。

東金ジャンクションの主な撮影地点はジャンクション下の歩道になります。

今回はセブンイレブン側(上り方面)の歩道から撮影しました。

道幅は2mくらいありますが、左右に草木が生い茂っているため、実質一人分くらいの道幅しかありません。

夜は歩行者がほぼいないので問題ないと思いますが、念のため気をつけましょう。

アクセス

公共交通機関でアクセスする場合

・東金線「福俵」駅から徒歩1時間
※公共交通機関でのアクセスはおすすめしません

車・バイクでアクセスする場合

お手持ちのナビをお使いください。

駐車場・駐輪場(バイク)情報

駐車場

付近に駐車場がないため、セブンイレブンの端のスペースに駐車させてもらうことになります。
※お店への確認や車両の管理についてはあくまでも自己責任でお願いします

駐輪場(バイク)

付近に駐車場がないため、セブンイレブンの端のスペースに駐車させてもらうことになります。
※お店への確認や車両の管理についてはあくまでも自己責任でお願いします

周辺設備情報

コンビニ

セブンイレブン 東金インター店

トイレ

セブンイレブン 東金インター店のトイレを利用することができます。

終わりに

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

もしこの記事を読んでジャンクション撮影にほんの少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

以下のページでジャンクション撮影スポットの記事一覧が見れます。

興味がありましたらご覧ください。

ジャンクション撮影スポットの記事

また、今後もこのブログをお読みいただけると、これ以上嬉しいことはありません。

あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。

それではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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