軽トラキャンピングカー

【自作キャンピングカー】6日目:単管パイプ通しの切り欠き作成と床の底面の塗装

2023年6月22日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。

5日目の作業の振り返り

さて、前回の作業で左壁の骨組みと床の骨組みの木材が完成しました。

【自作キャンピングカー】5日目:右壁と床の切り欠き追加

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今回は単管パイプ通しの切り欠き追加と床の塗装を進めます。

6日目:単管パイプ通しの切り欠きと床の塗装

単管パイプの通し穴の切り欠きの線引き

軽トラキャンピングカーのシェルの脱着はシェルの下に単管パイプを通して”やぐら”を組み、ジャッキアップで持ち上げるというオーソドックスな形で行うように設計しました。

また、床の天面には切り欠きを既に作っているので、強度が下がらないように位置をズラしています。

というわけで、通し穴の切り欠きの線引きをします。


線引き

余談:確認作業で失敗を回避した話

線引き後に長さを測って確認していた時に変な所に線を引いていたことが発覚。(2×4材は予備がなかったので危なかった・・・)

ちょっと面倒ではありますが、線引き後の確認は大事ですね。

こちらは無事正しい箇所に切り込み追加完了。


確認作業で失敗回避

 

単管パイプ通し穴の切り欠きの切れ込み追加

リュービのスライド丸のこでは真上(89mm側)から切り欠きの切れ込みが追加できないので、前回同様、横(38mm側)から切れ込みを入れていきます。

深く切り込みを入れないように作業は慎重に・・・。(めっちゃ腰引けてる笑)


底面側に切り欠きの切れ込み追加

単管パイプ通し穴の切り欠きの溝掘

計4箇所の切り欠きの切れ込み追加が完了したところで、溝を掘っていきます。


パキパキと切り欠きの溝を掘っていく

この作業をする頃にはかなり手慣れていました。

1日目で受けた洗礼が相当効いたらしい・・・でも、その失敗にもちゃんと意味があったのだ!


通し穴の切り欠き追加完了

通し穴の切り欠き調整

通し穴の切り欠きができたとて、単管パイプが通らなかったら意味がない。

というわけで実際にパイプを通してみます。

工場にサンプルサイズがあったのでお借りしました。

2mのパイプで確認するのはさすがにしんどいのでかなり助かりました笑


単管パイプのサンプルで確認


真上から見た様子

 

写真で見ていただくとわかる通り、若干はみ出ています。

つまりシェルを乗せても下に単管パイプが通りません笑

というわけで、丸いパイプが収まるように金属やすりで削り、平な面ではみ出ないように調整します。

真っ直ぐな木の板を当てて、板が浮かないように確認します。

 

床の骨組み木材のやすりがけ

再度仮組してイメージを確認しました。


イメージ確認のための仮組

 

問題なさそうだったので、木材をやすりがけしていきます。

紙やすりは240番のものを使用します。

手で持ってやするのはかなり大変だと思ったので、やすりホルダーも併せてカインズで購入しました。

カインズ公式サイト

実際にやすり作業が結構大変なので、やすりホルダーは買って正解でした。(最終的にはポリッシャーをお借りできたので、後半は出番がありませんでしたが・・・


意外と大変なやすりがけ作業

全ての木材のやすりがけにかなり時間を要しましたが、無事完了。


やすりがけ作業完了

底面ベニヤ板のやすりがけ

次に底面に貼り付ける4mmのベニヤ板をやすりがけします。

こちらはコメリで購入。

通常の丸のこを持っていないので、コメリでカットをお願いしました。

ちなみに4mmのベニヤ板くらいであればカッターでも切れます。


底面のベニヤ板のやすりがけ

天面の合板のやすりがけ

底面のベニヤ板のやすりがけが終わったところで、次に天面の合板のやすりがけをします。

こちらはカインズで購入した9mmのラワン合板を使用しています。

ちなみに後から発覚するのですが、この9mmの合板だと、骨組みが入っていないところに体重60kgの人が上に乗ったくらいで軋みます・・・。

次に作るなら固い材質のOSB合板や広葉樹の板、もしくは12mmのラワン合板に差し替えます・・・参考までに。

 

天面のラワン合板のやすりがけ

床の木材の塗装作業

すっかり遅い時間になってしまいましたが、床の木材の塗装準備が終わったので、この流れで塗装作業を進めていきます。

今回使う塗料は熊本城や国立競技場、岐阜県の高山市の町並みの塗装で使用されている実績があるキシラデコール、色はウォルナットを選びました。

最初は0.7リットルで足りると思っていましたが、結局足りなくなってしまったので、4リットルのものを買い直しました。

刷毛は万能刷毛の70mmと拭き取り用のリサイクルウエスをカインズで購入。

刷毛はケチって2本だけ購入しましたが、2〜3日も経てば刷毛の毛先が固まっちゃうんですよね・・・。(それでも固まった毛先の刷毛を使い続けましたが笑)

何度か買い足しをして、最終的に10本近く購入することになったので、最初からお得な10本セットを購入しておけば良かったなと思います。

塗料を入れるPポットスタンドと内容器はAmazonで購入しました。

あと、塗料を"かくはん"するかき混ぜ棒をDAISOで購入。

元々はキッチン掃除グッズのソフトブラシなのですが、これがキシラデコールの4リットル缶にミラクルフィット!

最高に便利でした笑


いざ塗装

最初は塗料をガッツリ付けてベタベタに塗ってましたが、液ダレしてかなり汚くなってしまったので、刷毛に残る塗料の量を調整してから塗ることをおすすめします。


塗料つけ過ぎの失敗例

底面の4mmベニヤ板の塗装

次に底面で使用する4mmのベニヤ板を塗装します。

こちらもキシラデコールのウォルナットを塗っていきます。

ちなみに天面は屋内の床になるため、別の塗料を塗ります。


底面のベニヤ板の塗装

特に苦戦することもなく、床の木材の塗装(片面)が完了。

乾いた後に反対側の面も塗装します。

6日目の成果

というわけで、6日目の成果です。

床の単管パイプ通し穴の作成と床の木材の塗装(底面)が完了しました。


床の単管パイプ通し穴の作成と床の木材の塗装(片面)が完了

塗装すると印象がかなり変わりますね!(塗装作業が楽し過ぎる)

次回はいよいよ前壁と後壁の本組と床の底面の反対側の木材塗装をしていきます。

この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。

ではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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