朝日・ブルーアワー

横浜みなとみらいの臨港パークで見る美しい朝日と楽しい園内さんぽ

2021年2月21日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

今回は横浜にある臨港パークをスナップ写真とともに紹介します。

みなとみらい地区最大の緑地公園

臨港パークは神奈川県横浜市にある、みなとみらい地区最大の緑地公園です。

園内には散歩に最適な沿岸部の歩道、芝生の広場、潮入りの池などがあり、付近住民にとって憩いのスペースとなっています。

沿岸部の歩道は全長は約600m。

階段で上下に分かれており、階段下の沿岸部は4〜5m程の幅があります。

歩道を南下すると、シーバスの停泊ポイントである横浜ぷかりさん橋へと続きます。

シーバスでは横浜駅東口〜山下公園までのベイエリアの名所を海から眺めながら主要観光地を移動することができます。

沿岸部からみなとみらい方面を撮影した風景がこちらです。

沿岸部の歩道から見るみなとみらい
沿岸部の歩道から見るみなとみらい

特徴的な形をした、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルとランドマークタワーが見えます。

また、2019年10月に開業したばかりのハンマーヘッドも左側に見えますね。

この景観こそ、多くの人がイメージする横浜の景色ではないでしょうか。

ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル、横浜ランドマークタワー
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル、横浜ランドマークタワー

臨港パークの北側には東京湾へと流れ込む“潮入の池”があり、アーチ橋がかかっています。

潮入りの池
潮入りの池
潮入りの池にかかる橋
潮入りの池にかかる橋
潮入りの池にかかるアーチ橋とかわいい雲
潮入りの池にかかるアーチ橋とかわいい雲

園内からは、みなとみらいのマンション群や横浜でランドマークタワーの次に高い建物である横浜メディアタワーもよく見えます。

裏手にはイベント展示場であるパシフィコ横浜があります。

ちなみに日本最大のカメラと写真の展示会、“CP+”が例年開催される会場もパシフィコ横浜です。
※今年は新型コロナウィルスの影響でオンライン開催となりました。

さすがは横浜で最も都会のエリアですね。

公園内から臨むみなとみらいマンション群
公園内から臨むみなとみらいマンション群
青空とみなとみらいマンション群
青空とみなとみらいマンション群
芝生の広場から臨むマンション群と横浜メディアタワー
芝生の広場から臨むマンション群と横浜メディアタワー
公園内の小屋と横浜メディアタワー
公園内の小屋と横浜メディアタワー
パシフィコ横浜と横浜メディアタワー
パシフィコ横浜と横浜メディアタワー

また、臨港パークは園内に様々なオブジェがあるのも特徴です。

鮮やかなフルーツ・ツリー。

フルーツ・ツリー
フルーツ・ツリー

1899年にペルーへと移住する日本人を乗せた船が横浜港を出港してから100周年の節目に建てられた記念像「リマちゃん」。

日本人ペルー移住100周年記念像「リマちゃん」
日本人ペルー移住100周年記念像「リマちゃん」

日本とブラジルの修好100周年の節目に建てられた記念碑。

日本ブラジル修好100周年記念碑
日本ブラジル修好100周年記念碑

港町らしく錨のオブジェなども。

錨のオブジェ

園内の面積の多くは芝生広場で、愛犬家にとっても良い散歩コースになっています。

芝生の広場とヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル、横浜ランドマークタワー
芝生の広場とヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル、横浜ランドマークタワー
広場の道と横浜ランドマークタワー

遠くに見える横浜市風力発電所“ハマウィング”。

松の木と横浜市風力発電所 ハマウィング
松の木と横浜市風力発電所 ハマウィング

早朝から散歩する人たちや遊ぶ子どもたち。

芝生の広場と横浜ハンマーヘッド
芝生の広場と横浜ハンマーヘッド

空にかかる雲が美しい日でした。

青い空と防災スピーカー
青い空と防災スピーカー

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。

写真:青い空と防災スピーカー

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年季の入った公園内の自販機
年季の入った公園内の自販機

そして終着点の横浜ぷかりさん橋。

横浜ぷかりさん橋
横浜ぷかりさん橋

散歩しながらのスナップ撮影が楽しかったので、今後も続けていきたいと思います。

次に朝日撮影について紹介します。

雲が創り出す美しい空

臨港パークからは、ハマウィング、横浜ベイブリッジ、ハンマーヘッドなど横浜らしい景色を撮影することができます。

晴れていれば横浜ベイブリッジに昇る朝日を撮影できる・・・

はずだったのですが、この日はあいにく海上に雲が出ていたため、撮影できませんでした。

普段は日の出30分前〜日の出までに多くの写真を撮影できます。

ただ、今回は空模様にそれほど変化がなかったため、日の出後の写真が中心になっています。

まずは日の出37分前の写真です。


カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:90秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:臨港パークのブルーアワー
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補足

絞り値をF11に設定し、90秒の長秒撮影にすることで、適正露出より少し暗い程度になりました。

レタッチでコントラストを強調し、黒い雲が映える写真を表現しました。

次に日の出2分後の写真です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:20秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9 + KANI ND64

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:臨港パークのブルーアワー
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補足

日の出直後は水平線が明るいので、全体の明るさを整えるためにReverseハーフNDフィルターを使用しました。

また、長秒で撮影できるようにNDフィルターを使用しています。

太陽が出ている日はND64で20秒の長秒撮影は難しいのですが、空が暗かったため、この組み合わせで適正な露出を得ることができました。

次は日の出10分後の写真です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:13秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9 + KANI ND64

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:臨港パークのブルーアワー
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

補足

雲が少しずつ晴れていき、空がかなり明るくなりました。

13秒なので、2枚目の写真より雲の形がよりシャープになります。

続いて、日の出23分後の写真です。

臨港パークのブルーアワー

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:1/10秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:臨港パークの朝
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

補足

日の出の時刻から23分が経過しましたが、まだ太陽が見えません。

ただ、雲の広がりが美しかったので、NDフィルターを使わずにハーフNDフィルターのみで撮影しました。

雲の隙間から太陽が見えそうな位置だったので、もう少し粘ることにしました。

日の出47分後の写真がこちらです。

臨港パークの朝日

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:1/30秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:臨港パークの朝日
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

補足

日の出の時刻から47分、ようやく雲の隙間に太陽が見えました。

明るさを整えるハーフNDフィルターのみを使用し、シャッタースピードを変えることで明るさを調整しています。

最後にND1000フィルターを使用しての長秒撮影も行ないました。

日の出49分後の写真がこちらです。

臨港パークの朝日

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:風景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:60秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9 + KANI ND1000

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:臨港パークの朝日
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

補足

ND1000フィルターを使用することで日中の時間帯でも長秒撮影が可能となります。

太陽の輪郭はぼやけますが、雲が流れ、凪の水面を撮影することができました。

海上に発生した雲の影響で空が暗く、太陽がなかなか見えない状況での撮影でしたが、最後は粘って雲の隙間から見える太陽を撮影することができました。

ただ、やはりベイブリッジに昇る朝日が撮影したかったので、また別の機会に再チャレンジしたいと思います。

撮影で使用した機材

参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。

カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)

 

カメラ(RICHO GR3)

 

レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)

【SIGMA】Art 14mm F1.8 DG HSM(ソニーEマウント用/フルサイズ対応)

 

レンズフィルター(KANI Premium Reverse GND 0.9 150mm×170mm)

 

レンズフィルター(KANI ND64 150mm×150mm)

 

レンズフィルター(KANI ND1000 150mm×150mm)

 

フィルターホルダー(KANI フィルターホルダー SIGMA 14mm F1.8 DG HSM 専用 150mm幅)

 

L字ブラケット(SmallRig SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット)

【SmallRig】SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット

 

三脚(Velbon UTC 53II AS)

 

シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)

 

撮影地点について

最後に撮影地点を紹介します。

臨港パークは神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目にあります

沿岸部は約600mに渡って続いているので、撮影スペースは十分に確保できます。

但し、散歩やランニングをしている人が多いため、撮影には配慮が必要です。

なお、今回は潮入の池にかかる橋の下から撮影しました。

アクセス

公共交通機関でアクセスする場合

・横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩11分

車・バイクでアクセスする場合

お手持ちのナビをお使いください。
臨港パークへのアクセス

駐車場・駐輪場(バイク)情報

駐車場

タイムズプライムコーストみなとみらいから徒歩10分(収容台数49台)
タイムズMMアーバンタワーから徒歩13分(収容台数8台)
 ※臨港パーク内の駐車場は営業時間が8時〜21時となっています
  日の出時刻は営業時間外となるため、ご注意ください

駐輪場(バイク)

臨港パーク北バイク駐輪場から徒歩5分(収容台数約20台)
 ※バイクの駐輪場は営業時間に関係なく利用可能です

周辺設備情報

コンビニ

付近にコンビニがあります。

セブン-イレブン 横浜みなとみらい6丁目店
セブン-イレブン 横浜みなとみらいパークビル店
セブン-イレブン 横浜みなとみらい三丁目店
 ※24時間営業のコンビニを優先して掲載しています

トイレ

駅および臨港パーク内のトイレを使用することができます。

終わりに

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

今回は天候に恵まれませんでしたが、臨港パークは横浜ベイブリッジに昇る朝日を撮影できるポイントです。

この記事を読んで「朝日を撮ってみたい」、「朝日を見にいきたい」なんて思っていただけたら幸いです。

以下のページで朝日撮影スポットの記事一覧が見れます。

興味がありましたらご覧ください。

朝日・ブルーアワー撮影スポットの記事一覧

また、今後もこのブログをお読みいただけると、これ以上嬉しいことはありません。

あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。

それではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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