ジャンクション

豊富な構図のバリエーションと美しいレーザー。谷町ジャンクション

2021年12月19日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

2020年8月から始めた東京ジャンクション完全制覇への道。

全30のジャンクションの内、残すところあと5箇所となりました。

引き続き、新型コロナウィルスの感染対策を徹底しながら2021年中に制覇したいと思っています。

東京ジャンクション25箇所目は谷町ジャンクションを紹介します。

六本木のオフィス・居住区域にあるジャンクション

谷町ジャンクションは東京都港区にある首都高速道路都心環状線と3号渋谷線を結ぶジャンクションです。

南西に進むと大橋ジャンクション、南に進むと一ノ橋ジャンクション、北に進むと三宅坂ジャンクションへと続き、3方面を分岐する中継点としての役割を果たしています。
※大橋ジャンクション、三宅坂ジャンクションについては以下の記事で紹介しています。

日本のコロッセオ。生活と交通の利便性を両立した大橋ジャンクション

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青山通りに真っ直ぐ伸びるレーザーが美しい。三宅坂ジャンクション

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谷町ジャンクションは六本木一丁目駅のすぐ傍にあり、付近にはテレビ朝日の本社やANAインターコンチネンタル東京などがあります。

六本木グランドタワーレジデンス、泉ガーデンレジデンス、アークタワーズ、アークヒルズ仙石山森タワー、パークコート 六本木ヒルトップと言った、超高級マンションが立ち並びます。

アークヒルズのような商業施設はあるものの、六本木駅とは異なり、六本木のオフィス・居住区域になっています。

いずれにせよ、一般庶民にはあまり縁のない駅です。

主な撮影地点である歩道橋からは六本木一丁目駅の3番出口から徒歩1分という好立地にあり、公共交通機関でのアクセスはとても良いです。

また、周辺には駐車場・バイク駐輪場が充実しており、こちらも徒歩1分程の位置にあるため、アクセス良好です。

但し、六本木というだけあって、駐車料金はやや高めです。

公共交通機関、自家用車どちらでもアクセスは可能ですが、費用面を考えると公共交通機関の利用をおすすめします。

豊富な構図のバリエーションの撮影が楽しく、つい長居してしまう

谷町ジャンクションの分岐点3箇所は全て撮影可能です。

主な撮影ポイントである歩道橋での撮影の他、地上からも撮影可能なポイントが多く、構図のバリエーションが豊富です。

光条はそれ程多く撮影できませんが、隣接する六本木通り、麻布通りは共に交通量が多く、レーザー撮影には困りません

周辺を歩き回りながら撮影地点を探す楽しみがあり、ついつい長居してしまうようなジャンクションです。

ここからは撮影した写真を紹介します。

まずは歩道橋から六本木通りを六本木交差点方面に向かって撮影した写真です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS SEL24105G
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:2500K
シャッタースピード:15秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:56mm
レンズフィルター:なし

補足

かなり距離があるので標準ズームレンズで撮影しました。

歩道橋は通行者が多く、かなり揺れますが、この地点は階段のすぐ横に柱があります。

ある程度は安定しているので、15秒で撮影できました。

続いて、六本木通りと麻布通りが合流するポイントを標準ズームレンズに変えて撮影した一枚です。

なお、麻布通りは六本木通り側とスペイン坂側の2本の道路が撮影可能です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS SEL24105G
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:2500K
シャッタースピード:10秒
絞り値:F8
ISO感度:100
焦点距離:24mm
レンズフィルター:なし

補足

ジャンクションから伸びる高速道路と地上の道路が同じ方向に分岐している美しい構図です。

こちらも歩道橋の上から撮影した写真ですが、1枚目の写真と異なり、かなり揺れます。

F値を11から8に変更し、長秒撮影でもなるべく短い秒数で撮影することをおすすめします。

続いて歩道橋を少し移動し、反対側の一ノ橋ジャンクション方面にに伸びる高速道路を撮影した一枚です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:2500K
シャッタースピード:15秒
絞り値:F8
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

補足

麻布通りは交通量が多いため、レーザー撮影には困りません。

但し、こちらもかなり揺れるため、F8で撮影しました。

さらに移動し、麻布通りのスペイン坂側を撮影した一枚です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:2500K
シャッタースピード:15秒
絞り値:F8
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

補足

歩道橋での撮影が4枚続きましたが、こちらの地点が最も揺れます。

18時台は歩道橋に常に人が通行しており、揺れないタイミングはほとんどありません。

少し時間をズラし、20時台くらいに撮影した方が納得のいく写真を撮影できると思います。

続いて、歩道橋を降りて地上から三宅坂ジャンクション方面を撮影しました。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:20秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

補足

地上から撮影することで安定して長秒撮影ができるようになりました。

F8からF11に設定を変更し、上下2段、左右4本に分岐する迫力のあるジャンクションを撮影することができました。

ちなみに撮影地点は2本の麻布通りの間にあります。

交通量の多い麻布通りを信号なしで渡ることになるので、車の通行には気をつけましょう。

次の撮影地点は六本木オートバイ駐輪場の三角地帯の先端(六本木通りと麻布通りの交点)です。

すぐ上の写真から麻布通り(六本木通り側)を渡ってすぐのところにあります。

また、六本木オートバイ駐輪場を麻布通りに出てフェンス沿いに歩いていく形でもたどり着けます。

歩道などはないので気をつけましょう。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:20秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

補足

ジャンクションを真正面から捉えることができる撮影地点です。

また、ちょうど六本木通りと麻布通りの交点に当たる地点なので、タイミングが合えばをクロスレーザーが撮影できます。

次は六本木ティーキューブ前の麻布通りから六本木通りへの抜け道を撮影した一枚です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS SEL24105G
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:25秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:24mm
レンズフィルター:なし

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:谷町ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

補足

高速道路と地上の道路が並行して走っています。

台数はそれほど多くありませんが、たまに下道をタクシーが走るので、タイミングが合えばテールランプのレーザーが撮影できます。

最後は六本木通り沿いの分岐点を撮影した一枚です。

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:15秒
絞り値:F8
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

補足

麻布通りから六本木通りに合流できる地点なので、タイミングが合えば2つのレーザーがクロスします。

以上が今回の撮影写真です。

撮影で使用した機材

参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。

カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)

 

カメラ(RICHO GR3)

 

レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)

【SIGMA】Art 14mm F1.8 DG HSM(ソニーEマウント用/フルサイズ対応)

 

レンズ(SONY FE24-105mm F4 G OSS SEL24105G)

 

レンズサポートプレート(Leofoto NR-140 多目的スライドプレート)

 

三脚(Velbon UTC 53II AS)

 

シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)

 

総合評価

谷町ジャンクションの総合評価は以下の通りです。

項目 評価 コメント
美しさ ★★★ 建造物としての美しさは平均的です。
光条 ★★ 光条はそれほど多く写らないため低評価です。
レーザー(光跡) ★★★★★ 六本木通りと麻布通りを走る車のレーザーは美しく、最高評価です。
構図のバリエーション ★★★★★ 構図のバリエーションは豊富で、文句なしの最高評価です。
穴場感 駅近ということで人の往来が激しく、最低評価です。
アクセスの良さ ★★★★★ 最寄り駅から徒歩1分で行ける立地にあり、文句なしの最高評価です。
おすすめレンズ 広角レンズ、標準レンズ
総合点 21点/30点 撮影スポットとして真っ先におすすめしたいジャンクションです。

公共交通機関でのアクセスも良く、構図のバリエーションが豊富で撮影が楽しめるジャンクションです。

優先して撮影することをおすすめします。

撮影地点について

最後に撮影地点を紹介します。

谷町ジャンクションは歩道橋、地上どちらからも撮影可能です。

ほとんどが六本木通り、麻布通りに面しています。

地上の撮影は通行者の導線の妨げになりませんが、歩道橋が3〜4mくらいの道幅しかないため、通行者の邪魔になります。

少し遅めの時間(19時以降)であればやや人の出が少なくなるので、時間をズラして訪れることをおすすめします。

アクセス

公共交通機関でアクセスする場合

・東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅から徒歩1分
 ※3番出口が最も近い出入り口です

車・バイクでアクセスする場合

お手持ちのナビをお使いください。

駐車場・駐輪場(バイク)情報

駐車場

六本木駐車場から徒歩1分(収容台数38台)
ガーデンパーク六本木 駐車場から徒歩2分(収容台数17台)

駐輪場(バイク)

六本木オートバイ駐車場から徒歩1分(収容台数30台)※時間貸の台数

周辺設備情報

コンビニ

セブンイレブン 六本木ティーキューブ店

トイレ

駅または六本木ティーキューブ、アークヒルズ サウスタワーのトイレを利用することができます。

終わりに

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

もしこの記事を読んでジャンクション撮影にほんの少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

以下のページでジャンクション撮影スポットの記事一覧が見れます。

興味がありましたらご覧ください。

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また、今後もこのブログをお読みいただけると、これ以上嬉しいことはありません。

あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。

それではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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