こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
2020年8月から始めた東京ジャンクション完全制覇への道。
全30のジャンクションの内、残すところあと4箇所となりました。
引き続き、新型コロナウィルスの感染対策を徹底しながら2021年中に制覇したいと思っています。
東京ジャンクション26箇所目は一ノ橋ジャンクションを紹介します。
六本木ヒルズと東京タワーの中間にあるジャンクション
一ノ橋ジャンクションは東京都港区にある首都高速道路都心環状線と2号目黒線を結ぶジャンクションです。
東に進むと浜崎橋ジャンクション、南に進むと荏原・戸越方面、北に進むと谷町ジャンクションへと続き、3方面を分岐する中継点としての役割を果たしています。
※浜崎橋ジャンクション、谷町ジャンクションについては以下の記事で紹介しています。
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開放感のある空と左右に拡がる立体交差が美しい。浜崎橋ジャンクション
続きを見る
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豊富な構図のバリエーションと美しいレーザー。谷町ジャンクション
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一ノ橋ジャンクションは麻布十番駅のすぐ傍にあり、付近には商店街やテナントが入ったビルが立ち並んでいます。
同じ港区でも六本木エリアとは異なり、それほど高い建物はありません。
昔ながらの下町の雰囲気を残しつつも、セレブが住むような高級住宅街として発展してきました。
また、周辺に大使館が多い関係で、外国人が多く、国際色豊かな街という特徴もあります。
グルメの街としても知られ、麻布十番商店街を中心にオシャレなレストランやカフェなどが点在しています。
深夜まで営業している飲み屋などが多く、若者が集まるようなエリアではないことから「大人の街」というイメージがあります。
一方で、スーパーや薬局など生活に欠かせないお店もあり、「住みやすそうな街」という印象を受けます。
地理的には六本木ヒルズと東京タワーのちょうど中間あたりの距離にあり、少し開けた場所に行くと東京タワーがよく見えます。
撮影地点までは麻布十番駅の3番出口から徒歩2分という好立地にあり、公共交通機関でのアクセスはとても良いです。
また、周辺には駐車場・バイク駐輪場があり、こちらも徒歩3分程の位置にあるため、アクセス良好です。
但し、麻布というだけあって、駐車料金はやや高めです。
さらに車は駐車台数が少なく、停める場所を探すのに苦労するかもしれません。
公共交通機関、自家用車どちらでもアクセスは可能ですが、費用面を考えると公共交通機関の利用をおすすめします。
一の橋公園の工事が悔やまれる
一ノ橋ジャンクションの分岐点3箇所の内、2箇所は撮影可能です。
2021年12月現在は南側の分岐点が工事中のため撮影できませんでした。
また、真下にある一の橋公園は撮影に最適な地点ですが、2010年から利用中止になっています。
利用再開は2023年予定とのことなので、しばらくお預けですね。
ちなみに一の橋公園は1991年に放映されたドラマ「東京ラブストーリー」のロケ地である他、1992年にアニメで放映されたセーラームーンにも登場しているようです。
ある程度の光条が撮影でき、隣接する麻布通りは交通量が多く、レーザー撮影には困りません。
ですが、工事中ということもあり、撮影の構図が制限される点はやや残念です。
ここからは撮影した写真を紹介します。
まずは分岐点の内側から麻布通りと環状3号線の交差点側に向かって撮影した写真です。
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS SEL24105G
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:13秒
絞り値:F8
ISO感度:100
焦点距離:43mm
レンズフィルター:なし
補足
左右にダイナミックに拡がる分岐点を収めた構図です。
駅のすぐ近くということで人通りが多い上、橋の横から撮影しており、人が通ると揺れます。
特に夕方の時間帯は20秒間隔くらいで人が通行しているため、F値を8に設定し、抑え気味の長秒で撮影しました。
続いて、橋の反対側から赤羽橋方面を撮影した一枚です。
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS SEL24105G
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:13秒
絞り値:F8
ISO感度:100
焦点距離:24mm
レンズフィルター:なし
補足
1枚目の写真とは異なり、正面から捉えられないため、少し迫力に欠けた構図です。
また、分岐点の手前が全体的に暗く、寂れた雰囲気になっていますが、実は東京タワーの先端だけが少し写っています。
この写真は唯一、道路に沿って灯るライトの光条が豊富な点が救いです。
こちらも橋のすぐ横から撮影しており、F値を8に設定し、抑え気味の長秒で撮影しています。
続いて麻布通りと環状3号線の交差点から六本木方面に向かって撮影した一枚です。
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夜景
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:25秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし
補足
麻布通りも環状3号線も交通量が多いため、レーザー撮影には困りません。
交差点前に喫煙スペースがあり、そこからであれば、人の導線外から撮影可能です。
目の前に拡がる分岐点をよりダイナミックに収めたかったので、14mmの広角レンズに変更して撮影しました。
その後付近を散策して構図を探してみましたが、一の橋公園が工事中ということもあり、思うような構図で撮影することができませんでした。
工事が終わったらまた訪れてみたいと思います。
今回の撮影写真は以上です。
撮影で使用した機材
参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。
カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)
カメラ(RICHO GR3)
レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)
レンズ(SONY FE24-105mm F4 G OSS SEL24105G)
L字ブラケット(SmallRig SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット)
レンズサポートプレート(Leofoto NR-140 多目的スライドプレート)
三脚(Velbon UTC 53II AS)
シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)
総合評価
一ノ橋ジャンクションの総合評価は以下の通りです。
項目 | 評価 | コメント |
美しさ | ★★★ | 建造物としての美しさは平均的です。 |
光条 | ★★★ | それなりの光条が撮影できますが、平均的なレベルです。 |
レーザー(光跡) | ★★★ | 麻布通りも環状3号線も交通量は多いのですが、それを活かせる構図がなく、平均的としました。 |
構図のバリエーション | ★★ | 工事中ということで構図のバリエーションが少なく、低評価です。 |
穴場感 | ★ | 駅近ということで人の往来が激しく、最低評価です。 |
アクセスの良さ | ★★★★★ | 最寄り駅から徒歩2分で行ける立地にあり、文句なしの最高評価です。 |
おすすめレンズ | 広角レンズ、標準レンズ | |
総合点 | 17点/30点 | 機会があれば撮影しに行ってもよいジャンクションです。 |
公共交通機関でのアクセスは良いのですが、工事中ということもあり、構図が制限されます。
工事が完了した後は評価が上がる可能性はありますが、現時点では他のジャンクションを優先して撮影することをおすすめします。
撮影地点について
最後に撮影地点を紹介します。
一ノ橋ジャンクションは3つの分岐点の内側から撮影可能です。
2021年12月現在では、南側の分岐点と一の橋公園が工事中ということもあり、撮影できる地点が少ないです。
なお、橋の横からの撮影、交差点からの撮影共に通行者の導線の妨げにはなりません。
アクセス
公共交通機関でアクセスする場合
・東京メトロ南北線、都営大江戸線「麻布十番」駅から徒歩2分
※3番出口が最も近い出入り口です
車・バイクでアクセスする場合
お手持ちのナビをお使いください。
駐車場・駐輪場(バイク)情報
駐車場
・ナビパーク東麻布第4駐車場から徒歩3分(収容台数3台)・タイムズ三田1丁目から徒歩2分(収容台数8台) → 2023年5月15日追記)閉鎖となりました。
駐輪場(バイク)
・一ノ橋オートバイ専用駐車場から徒歩3分(収容台数20台)※時間貸の台数
周辺設備情報
コンビニ
・セブンイレブン 港区一の橋店
・ローソン 港一の橋店
・セブンイレブン 麻布十番駅前店
トイレ
駅または麻布警察一之橋交番横のトイレを利用することができます。
終わりに
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
もしこの記事を読んでジャンクション撮影にほんの少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
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あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。
それではまた!