こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
今回は千葉県山武郡九十九里町にある九十九里ビーチタワーを紹介します。
風景写真を撮りたい方へ
撮影できる写真
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04419-Edit-Edit_blog-1.jpg)
設定
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夕景
ホワイトバランス:太陽光
ISO感度:100
絞り値:F11
シャッタースピード:2.5秒
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9 + ND64
補足
【構図】
三分割構図で空を2、砂浜を1という比率で撮影しました。
右下に太陽、左の上下中央に九十九里ビーチタワーを据え、左から右の空間への拡がりを意識しています。
【前提】
やや緩やかな波を表現したかったので、ND64フィルターを装着して2.5秒の長時間露光で撮影しました。
【絞り】
少しでも長秒で撮影するために絞りをF11としました。
【シャッタースピード】
露出アンダー(−0.7)で撮影した場合は2.5秒が適正なシャッタースピードでした。
レタッチ
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04419-Edit_blog_before.jpg)
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04419-Edit-Edit_blog-1.jpg)
レタッチは以下の工程で行なっています。
step
1Lightroom(Classic)でRAW現像
RAWで撮影した写真をレタッチしていきます。
step
2Photoshopでゴミ取り
カメラのセンサーダストやレンズに付着したゴミを取ります。
step
3Color Efex Proで最終調整
レタッチソフトのColor Efex Proを使って、作品として仕上げていきます。
STEP1 Lightroom(Classic)でRAW現像
【プリセット】
朝日のプリセットを作っているので、最初に適用します。
【HSL】
色相はブルーのみ−10としています。
デフォルトの青さがあまり好きではないので、α7R3での撮影では−10を基本とすることが多いです。
彩度はオレンジを+11、ブルーを-12、パープルを+6、マゼンタを+11にして太陽を中心に強調しています。
また、輝度はオレンジを−6、イエローを−12、ブルーを+15とし、特に強調したい色の強弱を明確にしています。
【微調整】
プリセットをベースに「自分が最も美しいと思う写真」になるように調整していきます。
作風なので、正解はありません。(自分の作品に仕上げていきましょう)
STEP2 Photoshopでゴミ取り
写真にゴミが映り込んでいないかチェックします。
左上と中央上部にゴミが付いていたのでスポット修正ブラシツールでゴミを除去しました。
STEP3 Color Efex Proで最終調整
【プリセット】
既存プリセットのプロコントラストを使って、色かぶり補正60%、コントラスト補正20%、ダイナミックコントラスト50%、シャドウ60%で調整して完成です。
朝日撮影の準備
最寄り駅は東金駅ですが、徒歩だと約2時間かかります。
歩いて行くには厳しい距離ですので、自家用車でアクセスすることをおすすめします。
風景写真の撮影機材
参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。
カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)
レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)
レンズフィルター(KANI Premium Reverse GND 0.9 150mm×170mm)
レンズフィルター(KANI ND64 150mm×150mm)
フィルターホルダー(KANI フィルターホルダー SIGMA 14mm F1.8 DG HSM 専用 150mm幅)
L字ブラケット(SmallRig SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット)
レンズサポートプレート(Leofoto NR-140 多目的スライドプレート)
三脚(Velbon UTC 53II AS)
シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)
撮影地紹介
九十九里ビーチタワー
九十九里ビーチタワーは千葉県山武郡九十九里町の不動堂海岸(豊海海岸)にある名所です。
まき貝をモチーフにした展望台で、全高は22mあります。
緩やかな”らせん階段”が備え付けられており、頂上からは広大な九十九里浜を一望することができます。
サーファーはもちろんのこと、展望台があることから朝日を眺める人も多く、さらに観光で訪れる人も多いスポットです。
付近には焼きはまぐりをはじめとした新鮮な海鮮が食べられる「焼蛤 浜茶屋 向島」、「ばんや」、「いさりび食堂」といったお店が立ち並びます。
朝日を眺めたら、ちょっと海岸を散歩して、小腹を空かせた後は海鮮料理で舌鼓。
最高ですね笑
不動堂海岸 町営駐車場は有料ですが、24時間出入り可能です。
駐車台数も402台とかなり多く、公衆トイレが備え付けられていることから車中泊にもおすすめのスポットとなっています。
写真の撮影スポットとしてもおすすめできるので、ぜひ一度は訪れてほしい撮影スポットです。
スナップ
朝日の写真を撮り終えたところで、付近をさんぽすることにしました。
ここからはさんぽのスナップ写真を紹介します。
まずは九十九里ビーチタワーを真横から捉えた写真です。
これは確かにまき貝。
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04434_blog.jpg)
反対のアングルから。
”らせん状”の階段で頂上まで昇ります。
階段自体は2〜30段くらいでかなり緩やかなので、ご年配の方でも昇れそうでした。
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04492_blog.jpg)
頂上はそれほど広くありませんが、体感15〜20名くらいなら問題なく昇れそうです。
初日の出あたりは混みそうですね。
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04495_blog.jpg)
ビーチタワー上からの景色です。
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04499_blog.jpg)
陸側から見たビーチタワー。
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04504_blog.jpg)
続いてビーチと監視棟の写真です。
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04435_blog.jpg)
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04436_blog-1.jpg)
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04438_blog.jpg)
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04439_blog.jpg)
こうして見ていただくとわかる通り、九十九里浜は砂浜の奥行きが広いのが特徴です。
体感7〜80mくらいでしたが、もっと広いところでは200mくらいの奥行きがある場所もあるようです。
続いて、砂浜と海と朝日の写真です。
この組み合わせはやはり良い!
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04441_blog.jpg)
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04453_blog.jpg)
続いてビーチタワーと監視棟を収めた写真です。
30mくらいしか離れていません。
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04463_blog.jpg)
九十九里浜の全長は66km。
肉眼で捉えられる限界まで広大な砂浜が拡がっています。
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04464_blog.jpg)
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04475_blog.jpg)
監視棟は5〜6mくらいの高さといったところでしょうか。
広さは4畳半くらいで、間取りは1Rです。
トイレ・風呂付きだったら住めなくはない!?
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04482_blog.jpg)
別アングルから。
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04486_blog.jpg)
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04485_blog.jpg)
今回のスナップ撮影は以上となります。
撮影地点について
最後に撮影地点を紹介します。
九十九里ビーチタワーは千葉県山武郡九十九里町不動堂にあります。
今回は海に向かって九十九里ビーチタワーのやや後方の砂浜の地点から撮影しました。
アクセス
公共交通機関でアクセスする場合
・東金線「東金」駅から徒歩約2時間
※公共交通機関でのアクセスはおすすめしません
車・バイクでアクセスする場合
お手持ちのナビをお使いください。
九十九里ビーチタワーへのアクセス
駐車場・駐輪場(バイク)情報
駐車場
・不動堂海岸 町営駐車場(収容台数402台)
※基本的に空いているので24時間出入り可能です
※平日は無料、土日祝日は有料です(21時〜6時の間は無料ですが、営業時間の6時〜21時は有料になります)
※料金の詳細は九十九里町ホームページをご覧ください
公式サイト
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04497_blog.jpg)
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04500_blog.jpg)
駐輪場(バイク)
・不動堂海岸 町営駐車場(収容台数402台)
※基本的に空いているので24時間出入り可能です
※平日は無料、土日祝日は有料です(21時〜6時の間は無料ですが、営業時間の6時〜21時は有料になります)
※料金の詳細は九十九里町ホームページをご覧ください
周辺設備情報
コンビニ
・ファミリーマート 九十九里不動堂店
※24時間営業です
トイレ
不動堂海岸 町営駐車場の公衆トイレを利用することができます。
![](https://litra.jp/wp-content/uploads/2022/12/DSC04481_blog.jpg)
終わりに
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
この記事を読んで「朝日を見に行きたい」、「朝日を撮影しに行きたい」と思っていただけたら幸いです。
以下のページで朝日・ブルーアワーの撮影スポットの記事一覧が見れます。
興味がありましたらご覧ください。
また、今後もこのブログをお読みいただけると、これ以上嬉しいことはありません。
あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。
それではまた!