こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
今回は千葉県山武郡九十九里町にある片貝海岸を紹介します。
風景写真を撮りたい方へ
撮影できる写真
設定
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夕景
ホワイトバランス:日陰
ISO感度:100
絞り値:F11
シャッタースピード:1/13秒
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9 + ND16
補足
【構図】
太陽との位置関係が対極にある雲がちょうど出ていたので、三分割構図で空を2、砂浜を1という比率で撮影しました。
左下の太陽を据え、右上の空間に向かって雲の拡がりを意識しています。
【前提】
サーファーが朝日に向かう様子をハッキリと表現したかったので、効果が弱めのND16フィルターを装着し、1/13秒のシャッタースピードで撮影しました。
【絞り】
シャッタータイミングがシビアだったので、直前の絞り設定(F11)のままとしました。
【シャッタースピード】
露出アンダー(−0.7)で撮影した場合は1/13秒が適正なシャッタースピードでした。
レタッチ
レタッチは以下の工程で行なっています。
step
1Lightroom(Classic)でRAW現像
RAWで撮影した写真をレタッチしていきます。
step
2Photoshopでゴミ取り
カメラのセンサーダストやレンズに付着したゴミを取ります。
step
3Color Efex Proで最終調整
レタッチソフトのColor Efex Proを使って、作品として仕上げていきます。
STEP1 Lightroom(Classic)でRAW現像
【プリセット】
朝日のプリセットを作っているので、最初に適用します。
プリセットでは外観をテクスチャを−20、明瞭度−20、かすみの除去を+10、自然な彩度を+10、彩度を+10としています。
また、トーンカーブも出力+20に含まれています。
【HSL】
彩度はレッドを+10、オレンジを+12、イエローを+10、パープルを+10、マゼンタを+6にして太陽と雲の色彩を強調しています。
また、輝度はレッドを+7、オレンジを−21、イエローを−6、パープルを+17とし、特に強調したい色の強弱を明確にしています。
【微調整】
プリセットをベースに「自分が最も美しいと思う写真」になるように調整していきます。
作風なので、正解はありません。(自分の作品に仕上げていきましょう)
STEP2 Photoshopでゴミ取り
写真にゴミが映り込んでいないかチェックします。
左上と中央上部にゴミが付いていたのでスポット修正ブラシツールでゴミを除去しました。
STEP3 Color Efex Proで最終調整
【プリセット】
既存プリセットのプロコントラストを使って、色かぶり補正60%、コントラスト補正10%、ダイナミックコントラスト60%、シャドウ70%で調整して完成です。
他にも撮れるこんな写真
設定
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夕景
ホワイトバランス:太陽光
ISO感度:100
絞り値:F11
シャッタースピード:5秒
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9
こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:片貝海岸のブルーアワー
販売中の写真一覧:ポートフォリオ
設定
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夕景
ホワイトバランス:太陽光
ISO感度:100
絞り値:F11
シャッタースピード:1/25秒 + ND16
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9
朝日撮影の準備
最寄り駅は東金駅ですが、徒歩だと約2時間かかります。
歩いて行くには厳しい距離ですので、自家用車でアクセスすることをおすすめします。
風景写真の撮影機材
参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。
カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)
レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)
レンズフィルター(KANI Premium Reverse GND 0.9 150mm×170mm)
レンズフィルター(KANI ND16 150mm×150mm)
フィルターホルダー(KANI フィルターホルダー SIGMA 14mm F1.8 DG HSM 専用 150mm幅)
L字ブラケット(SmallRig SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット)
レンズサポートプレート(Leofoto NR-140 多目的スライドプレート)
三脚(Velbon UTC 53II AS)
シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)
撮影地紹介
片貝海岸
片貝海岸は千葉県山武郡九十九里町にある海岸です。
海水浴場として人気で海水浴場が開設される夏季には多くの人々が訪れます。
夏季には海の家もオープンしており、手ぶらでバーベキューが楽しめます。
ただ、2022年は新型コロナウィルスの影響で海水浴場が開設されませんでした・・・。
今年は新型コロナウィルスが落ち着いて海水浴場が開設されると良いですね!
また、サーフスポットとしても人気があり、年中通して多くのサーファーが訪れます。
東金九十九里有料道路の入口が近いことから東京方面からのアクセスも良いです。
付近にはフードコートや直売コーナーを備えた、海の駅九十九里があります。
1月1日からオープンしているので、初日の出を見てからフードコートで美味しい蛤や魚を食べるという最高の正月を迎えることができます笑
「幸せの青いポスト」と呼ばれている日本に1つしかない映えなポストもあるので、片貝海岸に来たらぜひ観光も楽しんでみてください!
片貝海岸 町営駐車場は土日祝日は有料ですが、平日は無料です。(21時〜6時までは無料です)
また、24時間出入り可能で駐車台数も1,266台と多く、公衆トイレが備え付けられていることからも車中泊としてもおすすめのスポットとなっています。
もちろん写真の撮影スポットとしてもおすすめできるので、ぜひ一度は訪れてほしい撮影スポットです。
スナップ
朝日の写真を撮り終えたところで、付近をさんぽすることにしました。
ここからはさんぽのスナップ写真を紹介します。
まずは片貝海岸の駐車場付近から捉えた写真です。
一般的な砂浜と比べ、波打ち際までかなり距離があることがわかると思います。
横を見るとこんな感じ。
かなり足跡が多いですね。
毎日たくさんの人が訪れていることがわかると思います。
タイヤの跡もたくさん。
私の軽トラではすぐにスタックしそうな感じです・・・笑
朝からサーフィン。
10月末の海はかなり寒いと思うのですが、みなさん全然平気そうでした。
海へと向かうサーファー。
後ろ姿がかっこいいですね。
続いてビーチの中央あたりから撮影した一枚です。
サーファーが本当に多い。
肉眼で見える限り続く九十九里浜。
手前から奥へとずっと伸びるタイヤの跡が気になり、撮影。
薄くかかる雲と青い空、そして砂浜。
なんて美しい組み合わせっ!
今回のスナップ撮影は以上となります。
撮影地点について
最後に撮影地点を紹介します。
片貝海岸は千葉県山武郡九十九里町片貝にあります。
今回は波打ち際から撮影しました。
アクセス
公共交通機関でアクセスする場合
・東金線「東金」駅から徒歩約2時間
※公共交通機関でのアクセスはおすすめしません
車・バイクでアクセスする場合
お手持ちのナビをお使いください。
片貝海岸へのアクセス
駐車場・駐輪場(バイク)情報
駐車場
・片貝海岸 町営駐車場(収容台数1,266台)
※基本的に空いているので24時間出入り可能です
※平日は無料、土日祝日は有料です(21時〜6時の間は無料ですが、営業時間の6時〜21時は有料になります)
※1月1日(元旦)のみ無料です。
※料金の詳細は九十九里町ホームページをご覧ください
公式サイト
駐輪場(バイク)
・片貝海岸 町営駐車場(収容台数1,266台)
※基本的に空いているので24時間出入り可能です
※平日は無料、土日祝日は有料です(21時〜6時の間は無料ですが、営業時間の6時〜21時は有料になります)
※1月1日(元旦)のみ無料です。
※料金の詳細は九十九里町ホームページをご覧ください
公式サイト
周辺設備情報
コンビニ
・ファミリーマート 九十九里片貝店
※24時間営業です
トイレ
片貝海岸 町営駐車場の公衆トイレを利用することができます。
終わりに
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
この記事を読んで「朝日を見に行きたい」、「朝日を撮影しに行きたい」と思っていただけたら幸いです。
以下のページで朝日・ブルーアワーの撮影スポットの記事一覧が見れます。
興味がありましたらご覧ください。
また、今後もこのブログをお読みいただけると、これ以上嬉しいことはありません。
あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。
それではまた!