ジャンクション

対岸の東京スカイツリーが構図に収められる。葛西ジャンクション

2020年10月18日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

今回は葛西ジャンクションを紹介します。

撮影地点まで険しい道のり

葛西ジャンクションは東京都江戸川区にある首都高速道路の湾岸線と中央環状線を結ぶジャンクションです。

3方向に分岐しており、東は浦安方面、北は船堀方面、西は辰巳ジャンクションがある台場方面を分岐する中継点として重要な役割を果たしています。
※辰巳ジャンクションについては以下の記事で紹介しています。

豊富な構図のバリエーションで撮影が楽しい。辰巳ジャンクション

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葛西ジャンクションを撮影できる地点は湾岸道路沿いの遊歩道にありますが、付近に一般人が立ち入るような施設はありません。

ふらっと立ち寄れるような撮影ポイントではないので、「今日は絶対に葛西ジャンクションを撮る」と心に決めて撮影に臨むことをおすすめします。

最寄り駅はJR京葉線の葛西臨海公園駅で、駅から撮影地点まで徒歩15〜20分というあまりアクセスが良くない場所にあります。

車の場合は、運が良ければ徒歩5分の場所に、運が悪ければ葛西公園の駐車場に車を停めて歩いて向かうことになります。

この場合、所要時間は徒歩15分程度です。

駅から離れてはいるものの、遊歩道には多くの通行者がいます。

そのため、穴場であるとは言えません。

東西に伸びる美しい曲線と光跡

葛西ジャンクションの一番の魅力はなんと言っても曲線の美しさと立体交差に現れる車の光跡です。

長時間露光撮影をすることで、左右に伸びるジャンクションの曲線を捉えつつ、立体交差する道路を走る車の光跡を1枚絵に収めることができます。

また、左右に伸びる道路の照明を正面から捉えることができるため、しっかりと光条を撮影することができます。

さらに撮影地点によっては東京スカイツリーを構図に収めることができます。

なお、撮影地点の遊歩道は道幅が3〜4mくらいありますが、通行者がかなり多いので、隅で撮影するなどの配慮が必要です。

撮影した写真はこちらです。

葛西ジャンクションの夜景

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:40秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

葛西ジャンクションの夜景

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:40秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

遊歩道が写る角度でも撮影してみました。

葛西ジャンクションの夜景

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:41秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

自分だけの構図を探してみるのも面白いかもしれませんね。

撮影で使用した機材

参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。

カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)

 

レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)

【SIGMA】Art 14mm F1.8 DG HSM(ソニーEマウント用/フルサイズ対応)

 

L字ブラケット(SmallRig SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット)

【SmallRig】SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット

 

三脚(Velbon UTC 53II AS)

 

 シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)

 

総合評価

葛西ジャンクションの総合評価は以下の通りです。

項目 評価 コメント
美しさ ★★★★★ 東京スカイツリーを構図に収められる点を加味し、最高評価としました。
光条 ★★★★ 左右に伸びる道路の照明を正面に捉えることができます。
多くの光条が撮影できるため、評価です。
レーザー(光跡) ★★★★ 弧を描く美しいレーザーが撮影できるため、評価です。
構図のバリエーション ★★★ 構図のバリエーションは平均的です。
穴場感 ★★ 多くの人が通行することから穴場感はなく、低評価です。
アクセスの良さ 駅から徒歩15分以上かかるため、アクセスの良さは最低評価です。
おすすめレンズ 広角レンズ
総合点 19点/30点 撮影スポットしておすすめできるジャンクションです。

撮影地点について

最後に撮影地点を紹介します。

葛西ジャンクションを正面から撮影できる地点は荒川河口橋の遊歩道にあるため、基本的には徒歩で向かうことになります

アクセス

公共交通機関でアクセスする場合

・JR京葉線「葛西臨海公園」駅から徒歩15〜20分
 ※西口が最も近い出入り口です。

葛西臨海公園から出発する場合、公園を抜けて湾岸道路、首都高速道路、船堀街道の頭上を通る遊歩道で対岸に渡り、船堀街道沿いを歩いて向かいます。

船堀街道沿いの歩道は道幅が2mくらいしかない上に自転車がよく通ります。

ぶつからないように気をつけましょう。

車・バイクでアクセスする場合

お手持ちのナビをお使いください。

駐車場・駐輪場(バイク)情報

駐車場

葛西臨海公園駐車場から徒歩15~20分(収容台数181台)

駐輪場(バイク)

葛西臨海公園西駐輪場から徒歩15分〜20分(収容台数5台)

周辺設備情報

コンビニ

葛西臨海公園駅にコンビニがあります。

NewDays葛西臨海公園店

トイレ

駅および葛西臨海公園内のトイレを利用することができます。
※撮影地点までかなり距離があるので、ご注意ください

終わりに

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

もしこの記事を読んでジャンクション撮影にほんの少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

以下のページでジャンクション撮影スポットの記事一覧が見れます。

興味がありましたらご覧ください。

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また、今後もこのブログをお読みいただけると、これ以上嬉しいことはありません。

あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。

それではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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