こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。
8日目の作業の振り返り
さて、前回の作業で前壁と左壁の本組、床の塗装(天面)が完了しました。
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【自作キャンピングカー】8日目:前壁と左壁の本組、床の天面の塗装
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9日目は前屋根の仮組と右壁の本組、そして床の本組作業を進めていきます。
9日目:後壁の仮組、前壁の本組、床の塗装
屋根の仮組
屋根の木材自体は1日目に完成していました。
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【自作キャンピングカー】1日目:木材カットと切り欠き追加&DIYの洗礼
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一旦仮組してみましたが、木の反りで多少調整はしたものの、こちらは特段問題ありませんでした。
右壁の本組
続いて右壁を作っていきます。
窓をなくしたことで一部切り欠きを追加する必要がありました。
切れ込み追加からの切り欠きの溝掘作業は何度も行っているので、省略します・・・笑
切り欠きの追加が終わったところで、仮組。
もう手慣れてきた感があり、スムーズに進められました。
このまま本組していきます。
ちなみに木材同士の接合部は2mmのドリルで下穴を開けてから30mmのスリムビスを対角線で2箇所打っています。
ビス打ち作業のインパクトドライバーはHiKOKIのものを使用しています。
本来結合部にはボンドを入れておいた方が良いのですが、時間とお金がかかってしまうので、省略しました。
グラつきが少なくなるので、時間と予算に余裕があるのであればボンドを入れることをおすすめします。
2時間くらいかけてようやく右壁の本組が完了しました。
9日目は午後からの作業だったこともあり、気付けば夕方に。
床の本組
ここからは床の本組を進めていきます。
外側の根太は2×4材で、内側の根太は杉KD材にしています。
上から板も乗せるので、強度的にはこちらで問題ありませんでした。
2×4材の固定は縦方向に90mmのコースレッドビスを3本ずつ打ちました。(写真は残ってなかった・・・)
コメリ公式サイト
なお、下穴を開ける際は4mmのドリルビットを使用しました。
インパクトドライバーと同じくHiKOKIのものを使用しています。
次に内側の根太を固定していきます。
固定には65mmのスリムビスを使用しました。
垂直に打つとビスが貫通するので、ビスは斜めに打ちします。
65mmだと少し長かったので、50mmくらいの方が良いと思います。(実際65mmはあまり使用しなかったので、結構ビスが余りました)
ちなみに65mmビスの下穴を開ける時は3mmのドリルビットを使用しました。
床板(天面)の塗装
根太を固定し終わったところで、床板(天面)の2回目の塗装をしていきます。
2回塗装で完了としたので、こちらが乾けば床板(天面)の完成です。
9日目の成果
遅い時間になってしまったので、9日目の作業を切り上げます。
9日目の成果としては右壁の本組と床の根太の本組完了というところまでです。
10日目:床の本組(続き)と床のスタイロフォーム埋め込み、床板の固定
床の底面の根太固定
10日目の作業は床の底面の根太固定を進めていきます。
こちらも65mmのスリムビスを斜め打ちしましたが、50mmくらいで十分だと思います。
断熱材(スタイロフォーム)の埋め込み
床の骨組が完成したところで、実際に軽トラの荷台に乗せてみます。
木材で頑丈に作っているので、床だけでそこそこの重量があります。(一人で持ち上がるレベルですが)
実際に乗せて幅・長さともに問題ないことが確認できたところで、今度は床に断熱材(スタイロフォーム)を埋め込んでいきます。
今回は30mm×40mmの杉KDを中心に骨組を作っており、40mm側を内側に向くようにしているので、厚さ40mmのスタイロフォームを埋めていきます。
スタイロフォームは床の他に壁、屋根にも固定するので、そこそこの枚数が必要になります。
最初はカインズで5枚だけ購入したのですが、最終的にはドアにも埋め込んだので、9枚使用しました。
カインズ公式サイト
スタイロフォームを枠に埋めるだけだと落下してしまうので、WZピンというものを使って落ちないように支えます。
カインズ公式サイト
最初はカインズで3セットだけ購入したのですが、全く足りず・・・床と屋根だけでしたが、最終的に6セット使用しました。
WZピンはスタイロフォームの厚みによって使用するものが異なるので、ご注意ください。(今回は40mmのスタイロフォームなので、45−40というWZピンを使用しています)
というわけで固定していきます。
まずは一列。
スタイロフォームをカッターで切っていましたが、なかなかサイズが合わない・・・。
いろいろな動画やブログを見ると、1mm大きく切るのが良いみたいですが、1mm大きめのサイズを切るというのがなかなか至難の業でした・・・。
切った後に削ぎ落とすなど、何度も調整を重ねました。
スタイロフォームの厚みが20mmや30mmくらいであればそれほど苦労しないと思いますが、40mmという厚みがあり、カッターの刃が斜めに入ったり、割れると思って割ってみたら失敗したり・・・。
この作業が私的には一番苦手でした。
床の断熱材作業ではそれ程苦戦しませんでしたが、後で実施する壁の断熱材埋め込み作業の時に思いの外時間がかかってしまいました・・・。
いろいろと調べたところ、「断熱材カッター」なるものを発見したので、こちらを購入しました。
この波打つ刃が面白いほど、スッと断熱材に入っていくので、スムーズにカットできます。
めちゃめちゃ便利な道具なので、この作業苦手だなと思った方はぜひ購入をご検討ください笑
かなり苦労したので、ポイントだけ乗せておきます。
スタイロフォームカットのポイント
- 縦・横1mm大きめにカットする
- 厚みの半分くらいの深さを目安にカッターで切れ込みを入れる
- 半分切れ込みが入ったら手で割る(意外とキレイに割れる)
※カッターでの切れ込み追加がうまくいかなければ断熱材カッターの使用も検討する
そして、なんとかスタイロフォームの埋め込み完了。
「イメージを膨らませるために」乗せます。(嬉しくて乗せてみただけ)
機密防水テープ貼り
満足したところで、機密防水テープを貼ります。
機密防水テープは断熱材の隙間を埋めてくれるテープです。
断熱材を隙間なくぴったりに切るのは至難の業ですからね・・・。
ただ、よくよく考えると床の下はトラックの荷台なわけで、床板で覆うと隙間風はあまり入らないと思うので、この作業はやらなくてもよかったと思います。(テープの値段もそこそこしますし、節約すればよかった・・・)
床板(天面)の貼り付け
機密防水テープを貼った後はいよいよ床板(天面)を貼り付けます。
貼り付けには耐水性があり、屋外使用も可能なゴリラボンドを使います。
532mlのものを使用しました。
この後何度も登場しますが、今回はこれ一本で足りました。
切り欠きにボンドを流し込む場合は一本では足りないと思うので、まとめ買いをするのもアリだと思います。
ちなみに私は通常の丸のこを持っていないので、床板自体は購入したカインズでそのままカットしてもらいました。
割と正確にカットしてくれたのはありがたいですね。
設計の時に既に考慮はしていましたが、板と板の継ぎ目の位置に根太が来るようになっています。
ボンドを塗って床を貼った後は重いものを乗せて固定しました、が結局この後、そのままビス打ちしたので、あまり意味はありませんでした笑
固定には30mmのスリムビスを使用しました。
注意点としては以下くらいかなと思います。
- 床の骨組のビスと干渉しないようにすること
- 横の骨組を固定する時にビスが打てるようにある程度スペースを空けること
10日目の成果
予定があったので、少し早い時間でしたが、切り上げました。
というわけで、10日目の成果です。
10日目は床のスタイロフォーム追加と床板(天面)の貼り付け作業が完了しました。
次回は右床板(底面)の貼り付け、屋根の本組、窓枠の木材カット・塗装作業を進めます。
この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。
ではまた!