軽トラキャンピングカー

【自作キャンピングカー】47日目&48日目:天板の撥水加工、外部電源の取込口作成

2023年11月26日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。

45日目&46日目の作業の振り返り

前回の作業で窓の仕上げが完了し、デスクとシンク作りを進め、完成しました。

【自作キャンピングカー】45日目&46日目:デスク・シンク作り

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今日はこの作業の続きから進めていきます。

47日目:天板の撥水加工

天板の撥水加工

デスクは完成しましたが、塗装しただけなので、飲み物をこぼした時、水分がそのまま浸透する状態になっています。

コーヒーを毎日飲む私にとってはかなり大きな問題・・・。

ということで、デスクの天板に撥水加工を施していきます。

撥水加工に使用するには水性ウレタンニスを使用します。

こちらの和信ペイントの水性ウレタンニスには大きく分けて、つや消しタイプとつやありタイプがあります。

また、つや消し、つやありのそれぞれにカラーバリエーションが存在します。

天板につや感が欲しかったのと着色は既に完了しているので、つやありの透明クリヤータイプを選びました。

いつもの塗装セット(刷毛と使い捨ての塗料容器)で塗っていきます。

 

水性ウレタンニスを塗る

 

塗装から1時間経過後に目の細かいやすりで磨き、再度塗ります。(ここでは300番のやすりを使用しました)

こうすることで、天板のザラつきがなくなり、すべすべした手触りになります。

 

目の細かいやすりで磨く

 

ウエスで拭き取る

 

水性ウレタンニスを塗る(2回目)

 

ちなみにこちらの水性ウレタンニスは食品衛生法に適合しています。

塗装後、7〜10日ほど完全に乾燥するまで待つ必要がありますが、作業デスクで食事も取ることになるため、ありがたいですね。

また、使い終わった刷毛は水洗いすることで、再利用できます。

塗装する度に刷毛を変えると費用もバカにならないので、経済面でも良いですね。

塗装が終わったので、乾かします。

 

水性ウレタンニスの塗装完了

 

乾燥後に再度デスクを設置してみました。

 

デスク完成

 

とても良い感じ。車中泊が今から楽しみです!

 

換気扇下のスペース作り

活用方法が未定だった換気扇下のスペースですが、断熱材剥き出しで漆喰も塗っていなかったので、こちらを仕上げていきます。

まずは見栄えが悪い断熱材の周りを杉KD材で囲い、その上にベニヤ板を貼って隠します。

 

寸法を測る

 

カットした木材を合わせてみました。

寸法ピッタリです。

 

寸法ピッタリの横の木材

 

寸法ピッタリの縦の木材

 

こちらは40mmのスリムビスで固定しました。

 

40mmのスリムビスで固定

 

続いて、ベニヤ板をカットします。

4mmのベニヤ板を使用するので、いつも通りカッターでカットします。

こちらのスペースは完全に設計ミスで、左奥が2×4材、左手前が杉KD材、右奥は柱が使えず、右手前が杉KD材と不揃いになっています。

それぞれの厚さを考慮しながらカットしていきます。

 

カッターでベニヤ板をカットする

 

カッターでベニヤ板をカットする2

 

カッターでベニヤ板をカットする3

 

カット後に微調整を繰り返し、サイズが合ったところで、25mmのスクリュー釘で固定しました。

 

ベニヤ板の固定完了

 

次にポリクロスマスカーを敷き、漆喰を塗っていきます。

漆喰は前回と同じ、コーラルテックスを使用します。

 

ポリクロスマスカーを敷く

 

砂骨ローラーで塗装する

 

塗装完了

 

ひと通り塗装を終えたところで、乾燥するまで待ちます。

時間も良い時間になっていたので、この日の作業を終了しました。

 

48日目:外部電源の取込口作成

外部電源取込口の作成

次に外部電源の取り込み口を作成します。

今回はメインの電源にポータブル電源を採用することにしました。

ポータブル電源は持ち運びができるので、ネカフェなどでも充電可能です。

ただ、RVパークで車中泊する場合は常時電源を確保できるため、こちらの取り込み口からポータブル電源の充電ができるようにしておきます。

ポータブル電源を電源近くに配置する必要がないので、雨の日でも問題なく充電できるようになります。(防犯の観点でも必須装備ですね)

というわけで、まずは室内と室外の壁穴に通す、配管をカットします。

外部電源のカバーのサイズに合うものを探していたところ、カインズでちょうど良い塩ビ管が売っていたので、こちらを購入しました。

元々は水道の配管で使用するものですが、目に付かないですし、用途として全く問題ないですね。

設計図上では厚さが90mm(内側から2×4材が38mm、杉KD材が40mm、野地板が12mm)なので、この長さに合わせてアサリのないノコギリでカットします。

 

のこぎりでカットする

 

のこぎりでカットした後はカッターで切り口をキレイに整えます。

 

カッターで切り口をキレイに整える

 

続いて室内と室外をつなぐ穴を開けていきます。

換気扇下のスペースに漆喰を塗装してから丸1日置いたので完全に乾いていました。


完全に乾燥した換気扇下のスペース

 

ちょうど良い高さを確認し、直径54mmのホールソーを使用して穴を開け始めました。

ただ、途中で異変が・・・。

押し当てても刃が進んでいかず、一度ホールソーを離したところ、ビスに干渉していることがわかりました。


穴開けでビスに干渉

 

ビス留めの位置は完全に忘れてしまっていたので、仕方ないですね・・・。

野地板の上からダボを埋めてしまったということもあるので、見栄えは悪いですが、一旦このままにします。

少しずらして再度穴を開けることにしました。

 


位置をずらして穴を開ける

 

途中で断熱材が埋め込まれているエリアを削るので、のみを使って掃除しながら穴を開けます。

 


のみを使って掃除しながら穴を開ける

 

ホールソーで内側からすべて掘り進めてしまうと、外側の野地板が割れて見栄えが悪くなります。

そうならないように半分くらい掘り進めたところで、外側からホールソーを使って穴を繋ぎます。

ただ、中心がわからなくなってしまうので、ミドルサイズのドリルビットに変え、内側から中心に穴を開けました。

こうすることで、外側からどの位置に穴を開ければ良いか判別できるようになります。

 


内側からドリルビットで穴を開けると位置がわかりやすくなる

 

穴の中心を目印に外側からもホールソーで穴を開けます。

 


外側からホールソーで穴を開ける

 

穴を開けた後は塩ビ管がうまく収まるようにドリルビットで穴の形を整えます。

 


ドリルビットで形を整える

 

塩ビ管の大きさと合ったらゴムハンマーで塩ビ管を押し込みます。

 


ゴムハンマーで塩ビ管を押し込む

 


塩ビ管の設置完了

 

塩ビ管の周りから雨水が入り込まないよう、念のためコーキングをしておきます。

 


塩ビ管の周りをマスキング

 


塩ビ管の周りをコーキング

 


塩ビ管の周りのコーキング完了

 

次に塩ビ管の位置に合わせて外部電源取り込み口のカバーを付けていきます。

今回は未来工業が販売している鍵付きのタイプのカバーを選びました。

防水性もあり、蓋をしたままでもケーブルを引き込める優れものです。(鍵を閉めた状態でもケーブルを引き込めます)

こちらを取り付けていきます。

 


外部電源取込口のカバーの位置合わせ

 

固定用のビス穴は計4箇所あります。

40mmのスリムビスを使用して固定しました。

 

40mmのスリムビスで固定する

 

外部電源取り込み口のカバーの取付完了

 

取付後、カバーの周りもコーキングしました。

 


カバーの周りをコーキング

 

コーキングも完了したところで、ケーブルを挿してみます。

 


ケーブルの挿し込み

 

ポータブル電源の充電も問題なし。

蓋を閉めて鍵をしてみましたが、こちらも問題ありませんでした。

 


蓋閉めと鍵閉めも問題なし
 

無事外部電源の取込口が完成。

これでポータブル電源の充電がなくなってもRVパークで充電できるようになりました。

意外とうまくいったので、満足です笑

というわけで、この日の作業を終了しました。

 

47日目&48日目の成果

この二日間の作業で天板の撥水加工を終え、外部電源の取込口が完成しました。

この自作キャンピングカーも残りわずかで完成です。

次回はドア枠の改修作業を行います。

この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。

ではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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