こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
昨年、一昨年に引き続き、今年もAdobe Stockの無料コレクションへの写真提供キャンペーンが開催されるようです。
そもそもAdobe Stockって何?どうやって会員登録するの?という方は下記の記事も併せてご覧ください。
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【登録は簡単】Adobe Stockでストックフォト副業を始めよう
続きを見る
Adobe Stock無料コレクション提供キャンペーンについて
改めてAdobe Stockの無料コレクション提供キャンペーンについて紹介します。
内容としては販売中のストックフォトを無料コレクションとして提供すると前払いのロイヤリティが支払われるというものです。
本文の見出しを過去3年間でどう変わったのか比較してみました。
2021年 | 2022年 | 2023年 |
キャンペーン実施の背景 | ||
支払われるロイヤリティ | 1点のコンテンツに対して、いくらもらえるのか? | 1点の作品当たりの報酬は? |
無料コレクションに提供した写真の制限事項 | 一連の流れは? | 一連の流れは? |
対象となる写真 | ||
キャンペーンへの参加期限 |
2021年から2022年ではかなり簡略化されましたが、2022年から2023年は特に変わりはありませんでした。
ただ、無料コレクションに限らず、2023年3月3日よりAdobe Stockは円支払いがなくなり、ドル支払いとなっているので、こちらが大きな変更点だと思います。
ちなみに締め切りが昨年、一昨年より早まっていました。(一昨年は6月23日、昨年は6月22日、今年は6月5日まで)
というわけで、ポイントだけ記載しておきます。
- 支払いは円ではなく、ドルで支払われる
- 過去12ヶ月間に有料コレクションで4回以上ダウンロードされた作品は選考対象になりません。
- 12ヶ月後に再度自動的に審査対象となります。
少し補足すると、4回以上ダウンロードされた作品が選考対象にならないのはメールの本文に記載してありますが、作品の価値を守るためというのが主な理由のようです。
12ヶ月後に再度自動的に審査対象となるという点については基本的に無料コレクションに選ばれ続けると無料コレクション作品として軌道に乗ることを意味しています。
例えば、Aという作品が初年度で無料コレクションに選ばれ、次年度でも無料コレクションに選ばれた場合、Aという作品は無料コレクション対象の作品として残り続けます。
意図的に無料コレクションのノミネート(自己推薦)から外さない限り、無料コレクション作品になりますので、この点はご注意ください。
とは言え、ロイヤリティを考えると、無料コレクション対象の作品としてノミネートした方がはるかにメリットがあると考えます。
支払われるロイヤリティ
私の場合はノミネートできる最大作品数は58点で、写真1点につき5ドル前払いで支払われます。
昨年は39点だったので、1〜3回ダウンロードされている作品数が多ければ多いほどノミネート点数が増えます。(作品を投稿し続けることがとにかく大事)
Adobe Stockは昨年までは1作品750円で支払われていましたが、1作品5ドルとなりました。
ちなみにこの記事を編集している5月31日現在では1ドル約140円です。(5ドルということは700円・・・あれ?昨年より下がっている・・・?)
昨年は円安の時期があったこともあり、為替によって変動しますが、58点ということは最大290ドル、日本円にして40,600円ものロイヤリティが受け取れることになります。
実質報酬額が下がっているとは言え、相変わらずの太っ腹!
ちなみに無料コレクション提供には審査があるので、この点は注意が必要です。
私の昨年の実績だと39点のノミネートの内、2点が採用となりました。
高額ということもあり、結構シビアです・・・。
無料コレクションに提供した写真の制限事項
無料コレクションとして提供されてから12ヶ月間は、その報酬が受け取れなくなります。
13ヶ月目からは無料コレクションから除外されて通常販売に戻りますし、無料コレクションに提供した作品の所有権はコントリビューターにあるので、この点は安心できますね。
こちらは昨年と変わりありません。
今年で3年目ということもあり、裏を返せば無料コレクションはユーザーからすると好評で、Adobe的には今後もこのキャンペーンを継続する可能性が高いということが読み取れます。
この先一年間コツコツ写真の販売点数を増やしていけば、来年はもっと多くの作品をノミネートできる・・・と考えると夢が広がりますね。
対象となる写真
現在販売中の写真であることが条件で、よく売れている写真(過去12ヶ月の間に4回以上売れた写真)は対象外になります。
また、記載は見当たらないのですが、過去に一度も売れたことがない写真も対象外となります。
つまり、昨年1回以上4回未満売り上げた写真が対象ということになります。
キャンペーン期間中であれば提供する写真を自分で選び、何度も変更できます。
キャンペーンへの参加期限
参加期限は2023年6月5日までです。(期間が短い)
参加方法
手順を紹介しますので、ご参照ください。
とても簡単で5分程度で終わります。
無料コレクションについては以下のページに詳細な記載がありますので、こちらも併せてご覧ください!(2022年6月16日から更新がありませんが・・・リンクは正しいものです)
Adobe公式サイト
Adobe Stock無料コレクション提供キャンペーンの参加手順
1)まずはトップページのログインにある電子メールアドレスを入力して、「続行」をクリックします
2)パスワード入力欄が表示されるのでパスワードを入力します
もし入力したパスワードを見えるようにしたい場合は入力欄の右にある目のアイコンをクリック、ログインをそのまま維持したい場合はログインを維持(バーが青色になっていればオンです)してから「続行」をクリックしましょう。
3)ログインしたら左下にあるチェックボタンをクリックします
ログインすると、いつもは表示されていない無料コレクションの告知が表示されています。
左下にあるチェックボタンをクリックしましょう。
4)無料コレクションへの提供に関する同意文が表示されるので、下にスクロールして「同意する」をクリックします
スキップしがちですが、文章をよく読み、問題なければ同意しましょう。
同意が完了すると、左下のチェックボタンがクリックされた状態になります。
5)無料コレクションに提供する写真を選択します
ノミネートする写真はサムネイルの下に「ノミネート」というボタンが表示されます。
このボタンが有効になっている写真がノミネートの対象です。
もし除外したい写真がある場合は「ノミネートのチェック」を外しましょう。
ちなみにダウンロードが8回あるにも関わらず、ノミネートできるのは過去8回のダウンロードの内、昨年のダウンロード数が3回以下だったからだと思われます。
あとは審査を待つだけです。
結果がどうなるか楽しみですね!
もし審査が通ったらまたこちらに追記していきます。
昨年は2作品だったので、今年は5作品くらい採用されると嬉しいのですが・・・。
2023年7月3日追記:2023結果発表
2023年の無料コレクションのノミネートの結果ですが・・・
残念ながら1件も採用されませんでした。。。
認知もされ始め、年々応募の母数も増えているのでしょうね。
母数が増えるということは審査がより厳しくなり、より良い作品が採択されるということになります。
品質が上がっているということなので、これはあるべき姿ではあると思います。
1件も選ばれなかったのは完全に私の実力不足ということなので、こればかりは仕方がありませんね・・・。
ちょっといろいろと方針を考えなければいけませんが、ひとまず続けていこうとは思います。
終わりに
さて、いかがでしたでしょうか?
私の場合、AdobeStockで390枚以上の点数を販売(2023年6月時点)していますが、売れた写真は10%にも満たないというのが現状です。
また、収益公開ページで記載している通り、ストックフォトの販売金額は年間で5,000円いかないくらいです。
※収益公開ページは以下の記事をご覧ください。
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【2022年総括】ストックフォト収入はいくら?どんな写真が売れた?
続きを見る
無料コレクションに提供して最大40,600円が支払われた場合、それだけで年間の収益をはるかに上回るインパクト・・・。
そう考えると、なかなかの太っ腹企画ではないでしょうか。
申込期限は2023年6月5日までなので、ご注意を!(2023年の募集は終了しました)
というわけで、今回はAdobe Stockの無料コレクションキャンペーンについての紹介でした。
あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。
それではまた!