こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。
24日目の作業の振り返り
さて、前回の作業で軒下の塗装と窓枠上部の雨漏り対策、外壁の貼り付けを進めました。
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【自作キャンピングカー】24日目:軒下の塗装と窓枠の雨漏り対策、外壁の貼り付け
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今日もこの作業の続きから進めていきます。
24.5日目:外壁の貼り付け
前壁の貼り付け
数時間だけ作業時間が確保できたので、前壁の貼り付けの続きを行います。
前回ボルト穴を通す外壁の貼り付けを行いましたが、仕上がりがイマイチだったので、再度貼り直すことにしました。
というのもワッシャーのサイズに合わせて穴を開けてしまい、ワッシャーとボルトの締め付けが甘くなってしまったからです。
このままでは、走行中の振動で板が外れたり、割れたりする恐れがあります。
今回はボルトの根元のサイズに合わせて穴を開け、内側にワッシャーの厚み分の溝を掘ることにしました。
こうすることで走行中の振動でもブレず、板が外れたり、割れてしまう可能性が低くなります。
ということで、まずはボルトの根元のサイズに合わせて穴を開けていきます。
ボルトの根元の直径は22mmでしたが、ちょうど良いサイズのドリルビットがなかったので、追加購入しました。
穴を開けるにあたり、一度外壁を仮留めし、内側から前回使用したミドルサイズの12mmのドリルビットを手動でくるくる回し、跡をつけ、その中心を基準に22mmのドリルビットで穴を開けるというやり方をしています。
ボルトの根元サイズの穴を開けたら野地板の内側にワッシャーサイズの溝をワッシャーの厚み分だけ掘ります。
今思えばドリルビットは購入したのになぜかホールソーだけは購入していないという不思議・・・。
サイズ感が合わない工場のホールソーをお借りして作業しています。
反対側も溝を掘るので、深さの基準として、マスキングテープで目印をつけました。
溝を掘ったらのみで形を整えます。
これを両サイド行い、ワッシャーを挟み込んでボルトを通します。
ボルト穴の位置が問題ないことを確認したら、40mmのスリムビスで固定します。
ちなみにワッシャーを溝に収める前にコーキング剤を入れておくと雨漏り防止と固定ができるのでおすすめです。
そしていよいよ前壁の最後、左右で高さが異なる野地板をカットしていきます。
斜めと言っても曲線ではないので、それほど難しい作業ではありません。
左右の一番端の高さを測り、その高さで野地板に線を引いたら、左右の線を結べばピッタリになるという単純な作業です。
高さを測ったら野地板をカットします。
本当は丸のこがあれば簡単にカットできるのですが、手元にないので、トリマーでカットしていきます。
トリマーは京セラ(旧リョービ)のMTR-42というモデルです。(最初はレンタルで済ませましたが、このタイミングで購入しました)
ということでカットします。
カットしたら横からスライドさせて板をハメます。
サイズもピッタリでした。
そのまま40mmのスリムビスを打って固定します。
無事前壁が完成しました。
この日作業は以上で終了となりました。
25日目:窓枠の雨漏り対策と左壁の貼り付け
窓枠下部と左右の雨漏り対策
次に左壁を仕上げていきますが、外壁を貼る前に窓枠周りの雨漏り対策を終えてしまいます。
窓枠上部は捨唐草を取り付けましたが、左右と下部はガルバリムの平板をL字に曲げて隙間を埋めます。
ガルバリウムの平板の厚さは0.27mmなので、金切り鋏で余裕でカットできます。
捨唐草と同じブラックの平板をカインズで購入しました。
カインズ公式サイト
まずは窓枠の長さに合わせてカット。
次にL字に折り曲げます。
野地板の厚みに合わせて窓枠側が12mmになるように折り曲げます。
仕上げにグリッププライヤーで形を整えます。
3枚とも加工が終わったら貼り付けていきます。
コーキング剤を付けて、その上から30mmのスリムビスで固定すればガッチリと固定できます。
ハンマーで当て木を叩いて隙間を埋めれば完成です。
同様に窓枠右と窓枠下部も施行します。
すべての施行が完了しました。
左壁の貼り付け
続いて左壁の貼り付け作業を進めます。
最初に単管パイプの通し穴周りの透湿防水シートに穴を開け、ガンタッカーで留めます。
ガンタッカーで留めたら左壁の野地板を合わせ、通し穴の位置に線を引きます。
線を引いたらスライド丸のこで左右に切れ込みを入れます。
その後、切れ込みの間の直線にのみを垂直に立て、通し穴を削っていきます。
厚さは12mmなので、ハンマーで叩かなくても案外簡単に削れます。
削り終わった後に単管パイプが通ることを確認しておきます。
問題ないことを確認したら外壁を貼っていきます。
前回の前壁の貼り付けの時に記載しましたが、前壁(後ろ壁)と横壁の野地板が重なる角の部分はどちらか一方を24mm(左右12mmずつ)大きめにカットします。
ピッタリの長さでカットすると、角に野地板の厚さ12mm分のL字型の窪みができてしまいます。
作業をわかりやすくするために前壁と後ろ壁を24mm大きめにカットすることにしました。
そのため、横壁はそのままの長さでカットします。
前壁同様、ビスを括り付けた麻紐をガイドにします。
外壁の貼り付けは意外と時間がかからないので、サクサク進みます。
そして、左壁最大の難関、窓枠周りの板の加工作業に入ります。
まずは窓枠に合わせて線を引き、木材をカットします。
今回はスライド丸のこで20mmくらいの切り込みを入れ、その間の直線をのみで削る形にしました。
ただ、手持ちの道具で選ぶならトリマーで削るのもアリだったかなと思います。
切れ込みは横から入れているため、深さの調節ができません。
切れ込みを入れた後はアサリがないノコギリで深さを調整します。
単管パイプの穴開けと同じようにのみで削ります。
削り終わったら外壁を合わせます。
最初は窓枠下の外壁を取り付けようとしましたが、全然入らない・・・。
そこで、窓枠下の外壁のさらに一枚下の外壁を取り外し、窓枠下の外壁を貼り付けた後に横からスライドする形で板を収めました。
やや苦労しましたが、窓枠下の外壁の貼り付けが完了しました。
この流れで窓枠の左の小さな外壁を仕上げていきます。
かなりピッタリにカットしたので、ハンマーで当て木を叩きながら押し込みました。
40mmのスリムビスで4箇所留めます。
窓枠の上部には捨唐草が付いているので、こちらの形に合わせてカットします。
窓枠の左側が完成したところで、右側の貼り付けも時間が許す限り進めました。
かなり遅い時間になってしまったので、本日の作業はこちらで切り上げることにしました。
25日目の成果
今回の作業で前壁の作成と窓枠の雨漏り対策が完了し、左壁の外壁の貼り付け作業を途中まで進めることができました。
外壁貼り付けの一番の難所は超えたので、ひと安心です。
次回も外壁の貼り付け作業を進めていきます。
この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。
ではまた!