軽トラキャンピングカー

【自作キャンピングカー】30日目:ドアの作成、外壁の塗装(1回目)

2023年8月29日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。

29日目の作業の振り返り

さて、前回の作業で換気扇フード周りの外壁の貼り付けとコーキング作業を進めました。

【自作キャンピングカー】29日目:後ろ壁(換気扇フード周り)の仕上げ、外壁のコーキング

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今日もこの作業の続きから進めていきます。

30日目:ドアの作成、外壁の塗装(1回目)

ドアの作成

外壁の貼り付け作業がひと段落したので、先送りにしていたドアの作成を進めます。

ドアをどういう設計にするのかかなり悩みましたが、今回はフラッシュドアにすることにしました。

フラッシュドアは木材で骨組みを作り、その両面に合板を貼り付けたドアです。

家では主に内装用として使われますが、軽量化の観点でこちらを採用することにしました。

今回は内側に4mmのベニヤ板、外側に外壁と同じ杉の野地板を使用します。

ドアの骨組みで主に使用するのはホワイトウッドの2×2材です。

ドアノブ周りのみホワイトウッドの2×4材を使用します。

こちらはコメリが安いです。

軽トラに荷台に乗せられるのは長さ3.5mまでなので、12フィートではなく、6フィートものを3本購入しました。

最終的に一部の木材が足りなくなって代わりの木材を使用しているので、4本購入するのが良いと思います。

というわけでこちらを加工していきます。

まずは長さを測り、線を引いた後、木材をカットします。

 

長さを測り、線を引く


木材をカット

カット後に実際に合わせてみましたが、長さピッタリ。

設計通りの長さでした。


カットした木材を合わせる


長さを測る

 

続いてドアノブ周りを作っていきます。

ドアノブは上下の高さの中央の位置に配置することにしました。

2×2材で2×4材を挟み込む形になるので、中央の位置のドアノブのラッチを当て、そこから実寸合わせで固定します。

ちなみに今回購入したドアノブはこちらです。


ドアの上下中央位置にラッチを当てる

試しに余った部材を使って、手元にあるドリルビットでラッチがうまく収まるか確認しましたが、残念ながらサイズが合わず・・・。

径は24mmなので、手元にある22mmのドリルビットで穴を開け、金属やすりで削って穴を拡げることもできますが、ここは大人しく購入することにします。(一旦作業の続きはお預けです)

ということで、ラッチ以外の部分だけ先に仕上げておきます。

まずは4つ角を90mmのコースレッドビスを使用してしっかり固定します。

次にラッチを通す2×4材を支える2×2材を上下に配置し、90mmのコースレッドビスで固定します。

その際、コーナークランプを活用して直角になるように固定します。

2×2材が足りなくなったので、使わなくなった2×3材で代用しています。(ただ、重量が少し増えるので2×2材を買っておけばよかったなと・・・)


2×2材を90mmのコースレッドビスで固定する


横の木材の固定完了

続いて間の2×4材を固定します。

2×4材はシェルの骨組みでも使用したホワイトウッドのものを使用しています。

2×2材同様、コメリが安く、2×4材は10フィート(約3050×38×89mm)のものが売っていたので、こちらを購入しました。

 

2×4材も90mmのコースレッドビスで固定しますが、横の木材を固定するのに真横から90mmのビスを打っている点とこの後2×4材にドアノブの穴を開ける必要があります。

こちらに干渉しないよう内側の端の部分に2箇所、上下からビスを打って固定します。


クランプで固定


上側の端を90mmのコースレッドビスで固定


下側の端を90mmのコースレッドビスで固定


ドアの骨組みの完成

 

完成した後はポリッシャーを使い、80番と240番でやすりがけします。


ポリッシャーでやすりがけ

やすりがけが終わったところで、再度ドアをはめてみましたが、手で叩いて押し込まないと閉まらない・・・。

以前ドア枠の木材をカットした時に左右で長さが違ったのが仇となり、左右で必要な長さが異なるようです・・・。

【自作キャンピングカー】17日目:換気扇周りの仕上げとドア枠の木材カットと塗装

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手で叩いて押し込まないと閉まらないドア

しっかり固定してしまった後なので、一部の木材だけビスを外し、このままカットします笑


一部のビスを外してカット
 

再度当ててみましたが、先程よりはだいぶマシになりました。(まだ当たっている箇所がある)


再度当てて確認

ただ、許容範囲かなとは思ったので、一旦完了とします。

続いて、フラッシュドアの外側の板をカットしていきます。

外側の板は外壁で使用した野地板の余りを活用します。

長さを測りカットしたら、実際に並べてみます。

余っている木材を使用しているということもあり、2枚の板を合わせて作っているところもあります。


野地板の長さを測る


野地板を並べる
 

追加コーキング

ひと通り確認ができたので、塗装作業に移りたいところではありますが、コーキングが甘いところがいくつかありました。

せっかくの雨漏り対策が台無しになってしまうので、怪しい箇所は徹底的に隙間を埋めます。(ただ、結局はこの作業も無駄に終わるわけですが)


右壁のコーキング


左壁のコーキング


前壁のコーキング


後壁のコーキング

 

外壁の塗装

さて、いよいよ待ちに待った塗装のお時間です。

外壁はコテバケを使用して塗装します。

塗料はキシラデコールのジェットブラックを使います。

塗装の準備として玄関周りをポリクロスマスカーで覆って塗料が付着しないようにしておきます。


ポリクロスマスカーで養生


養生完了

 

こちらの準備が完了した後、休憩がてら工場にいた元板金屋の従業員の方と話をしました。

「板の角を落としておくと、板と板の隙間がV字になり、コーキング材がしっかり入り込む」というアドバイスをいただき、塗装前にドアの外壁の板で試してみることに。

80番の粗目のやすりで角にやすりがけします。

先に結論をお伝えしておくと、この作業は少し時間がかかってもやった方が良い作業でした。

アドバイスの通り、しっかりコーキング材が入り込む上、コーキング剤を引き伸ばしやすくなりました。


ドアの板の角を落とす

 

角を落とし終わったところで、外壁の塗装作業に入ります。

まずは後ろ壁から。

コテバケを使っているおかげでかなりスムーズに塗装できました。

ちなみに屋根との継ぎ目や窓の上部など細かいところはコテバケが入っていかないので、今まで通り刷毛を使って塗装しました。


後ろ壁の塗装


右壁の塗装


前壁の塗装


左壁の塗装

 

かなりスムーズに4面とも塗り終えました。


4面の塗装が完了

 

最後にドアの外壁の板も塗装しておきます。


ドアの外壁の板の塗装

 

キリの良いところで、本日の作業を切り上げます。

 

30日目の成果

本日の作業でドアの骨組みの作成と外壁の塗装(1回目)が完了しました。

ずっと楽しみにしていた外壁の塗装作業、案の定楽しくて一気に塗り終えてしまいました笑

次回はついに明るみに出た致命的なミスとその修正対応を進めていきます。

この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。

ではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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