ジャンクション

開放感のある空と左右に拡がる立体交差が美しい。浜崎橋ジャンクション

2020年12月25日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

今回は浜崎橋ジャンクションを紹介します。

ビルの谷間のジャンクション

浜崎橋ジャンクションは東京都港区にある首都高速都心環状線と1号羽田線を結ぶジャンクションです。

西に進むと一ノ橋ジャンクション、南に進むと芝浦ジャンクション、北に進むと汐留ジャンクションへと続きます。
※一ノ橋ジャンクション、芝浦ジャンクション、汐留ジャンクションについては以下の記事で紹介しています。

大人の街、麻布十番で撮るダイナミックな分岐点。一ノ橋ジャンクション

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東京タワーと立体交差を構図に収められる。芝浦ジャンクション

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巨大複合都市シオサイトに隣接する汐留ジャンクション

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港区ということもあり、付近には東京ガスの本社ビルや東芝の本社事務所など、一度は名前を聞いたことがあるであろう会社のビルの他、高層のテナント用、居住用のビルが立ち並びます。

芝浦プロジェクトと呼ばれる再開発プロジェクトも動いており、S棟とN棟のツインタワーが建設される予定です。

S棟は2025年2月開業、N棟は2030年度開業とのことで、全面開業の後に芝浦ビルディングは解体されるようです。

公式サイト

浜崎橋ジャンクションはそんな都心の高層ビルの谷間のジャンクションです。

ちょうど東京ガスと浜松町ビルディングの間に分岐点があり、対岸にある浜崎橋から撮影することができます。

オフィスが近くにあることから浜崎橋は歩行者や自転車の通行者がそこそこ多く、撮影スポットとして穴場とは言えません。

なお、最寄りの竹芝駅から浜崎橋までは徒歩6分の距離にあります。また、浜松町駅からも徒歩7分の距離にあります。

車の場合も最寄りの駐車場から徒歩5分の距離にあることを考えると、アクセスはかなり良いと言えます。

開放感のある空と立体交差

浜崎橋ジャンクションの魅力は開放感のある空と左右に拡がる立体交差です。

分岐点を撮影できるポイントの上空には障害物がないため、空の開放感を収めることができます。

また、分岐点を正面から撮影できるので、左右に拡がる立体交差を捉えることができます。

付近のビルの灯りが明るいためか照明自体が少なく、光条は全体的に少ないです。

直線的な光跡ではありますが、手前から奥に伸びる赤の光跡は美しいです。

ただ、撮影できる地点が限られており、構図のバリエーションは多くありません。

浜崎橋の道路側から築地方面を撮影した写真がこちらです。

浜崎橋ジャンクション

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:30秒
絞り値:F8
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

こちらの写真はPIXTAで販売しています。

販売中の写真一覧:ポートフォリオ

補足

車の交通量が多く、右手に見える一般道(湾岸通り)にも高速(1号羽田線)にも大型のトラックがかなりのスピードで走っています。

橋の上からの撮影になるため、大型車両が通るとかなり揺れます。

F8に設定して明るさを稼ぎ、あまり時間をかけない範囲の長秒で撮影しました。

空の広がりやレーザー、雲の流れと中央にある東京ポートシティ竹芝の存在感などを美しく撮ることができたお気に入りの1枚です。

浜崎橋の水路側から撮影した写真はこちらです。

浜崎橋ジャンクション

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:76秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

こちらの写真はPIXTAで販売しています。

販売中の写真一覧:ポートフォリオ

補足

光量が足りなかったため、76秒という長秒で撮影を行ないました。

ただ、橋の上を大型のトラックが通行すると大きく揺れるので、赤信号のタイミングを狙って撮影しています。

その点ではF8で撮影して、より短い時間で撮影した方がよかったかもしれませんね。

手前のパイプが入らないように撮影したかったのですが、どう足掻いても構図に入ってしまいますね。

また、東京ガスのビルの背後に東京タワーがあるのですが、撮影地点から見ると見事にビルに隠れてしまっています・・・。

これで東京タワーが構図に収められたら最高なのですが、そこが残念なポイントですね。

東京ガス本社の向かいの歩道からも撮影してみました。

浜崎橋ジャンクション

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:61秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

こちらの写真はPIXTAで販売しています。

販売中の写真一覧:ポートフォリオ

補足

橋を渡った先なので、それほど大きな揺れはありません。

F11に設定して長秒にすることで、レーザーと雲の流れを構図の中に入れることができました。

撮影で使用した機材

参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。

カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)

 

レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)

【SIGMA】Art 14mm F1.8 DG HSM(ソニーEマウント用/フルサイズ対応)

 

L字ブラケット(SmallRig SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット)

【SmallRig】SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット

 

三脚(Velbon UTC 53II AS)

 

 シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)

 

総合評価

浜崎橋ジャンクションの総合評価は以下の通りです。

項目 評価 コメント
美しさ ★★★ 開放感のある空と左右に拡がるラインは美しいものの、建造物や景観については平均的です。
光条 ★★★ 全体的に少ない光条は平均的です。
レーザー(光跡) ★★★ 赤のレーザー(光跡)は美しいものの、撮影できる地点が限られているため、平均的としました。
構図のバリエーション ★★ 構図のバリエーションはあまりないため、低評価です。
穴場感 ★★ 歩道の通行者は多く、穴場感は低評価です。
アクセスの良さ ★★★★ 最寄り駅から徒歩6分というアクセスの良さは評価としました。
おすすめレンズ 広角レンズ
総合点 17点/30点 機会があれば撮影しに行ってもよいジャンクションです。

浜崎橋ジャンクションは特徴がない普通のジャンクションと言えます。

近くまで来る機会があれば撮影しに行ってもよいかもしれません。

撮影地点について

最後に撮影地点を紹介します。

浜崎橋ジャンクションは湾岸通りの浜崎橋から撮影することになります。

橋の幅は3〜4m程あり、通行スペースに多少の余裕があります。

余程なことがない限り問題はないと思いますが、気を付けながら撮影しましょう。

アクセス

公共交通機関でアクセスする場合

・ゆりかもめ「竹芝」駅から徒歩6
・JR「浜松町」駅から徒歩7分

車・バイクでアクセスする場合

お手持ちのナビをお使いください。

駐車場・駐輪場(バイク)情報

駐車場

浜松町ビルディング地下駐車場(旧東芝ビルディング地下駐車場)から徒歩5分(収容台数34台)
・三井のリパーク 海岸1丁目第2から徒歩6分(収容台数8台)

2022年11月6日追記)
三井のリパーク 海岸1丁目第2は閉業となりました。

2023年1月19日追記)
東芝ビルディング地下駐車場を正式名称の浜松町ビルディング地下駐車場に変更しました。

駐輪場(バイク)

海岸二丁目オートバイ専用駐車場から徒歩5分(収容台数10台)

周辺設備情報

コンビニ

駅のすぐ近くにコンビニがあります。

ファミリーマート 南山堂竹芝駅前店
ローソンModel T 東京ポートシティ竹芝店
ファミリーマート ファミマ浜松町ビル店

トイレ

駅および東京ポートシティ竹芝のトイレを利用することができます。

終わりに

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

もしこの記事を読んでジャンクション撮影にほんの少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

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興味がありましたらご覧ください。

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あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。

それではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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