こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
仕事でバタバタしてました・・・。
気付けば夏が終わり、もう秋に。
東京から千葉に引っ越すなど、いろいろ変化がありましたが、また少しずつ写真活動を再開しようと思います。
というわけで、復帰第一弾は神奈川県鎌倉市の稲村ヶ崎公園(鎌倉海浜公園 稲村ヶ崎地区)を紹介します。
風景写真を撮りたい方へ
撮影できる写真
設定
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夕景
ホワイトバランス:AWB
シャッタースピード:10秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9
こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:稲村ヶ崎のマジックアワー
販売中の写真一覧:ポートフォリオ
補足
【構図】
夕陽に染まる江の島と富士山、そして手前の波打ち際を構図に含めました。
【前提】
輝度差が激しいので、水平線あたりにグラデーションNDフィルターは必須です。
【シャッタースピード】
グラデーションNDフィルターを装着しているため、10秒で撮影しました。
【絞り】
ISO感度100、露出アンダー(−0.7位)で撮影した場合は絞りF11が適正でした。
【撮影タイミング】
波が引いたあたりでシャッターを切り、マジックアワーの空のグラデーションを砂浜に反射させることを意識しました。
レタッチ
レタッチは以下の工程で行なっています。
step
1Lightroom(Classic)でRAW現像
RAWで撮影した写真をレタッチしていきます。
step
2Photoshopでゴミ取り
カメラのセンサーダストやレンズに付着したゴミを取ります。
step
3Color Efex Proで最終調整
レタッチソフトのColor Efex Proを使って、作品として仕上げていきます。
STEP1 Lightroom(Classic)でRAW現像
【プリセット】
夕陽のプリセットを作っているので、最初に適用します。
【HSL】
空のグラデーションの色と波に反射しているグラデーションの色が際立つように調整しています。
【微調整】
プリセットをベースに「自分が最も美しいと思う写真」になるように調整していきます。
作風なので、正解はありません。(自分の作品に仕上げていきましょう)
STEP2 Photoshopでゴミ取り
写真にゴミが映り込んでいないかチェックします。
今回は特に目立ったゴミは見当たらなかったので、そのままとしています。
STEP3 Color Efex Proで最終調整
【プリセット】
既存プリセットのグラマーグロウを使って、輝き20%、彩度−40%、輝きの温度23%、シャドウ66%、ハイライト0%で調整して完成です。
波が引いた砂浜に映る空のグラデーションを目立たせたかったので、ハイライトを0としました。
他にも撮れるこんな写真
設定
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夕景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:1/13秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9
設定
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夕景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:8秒
絞り値:F11
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9
こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:稲村ヶ崎のマジックアワー
販売中の写真一覧:ポートフォリオ
設定
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:夕景
ホワイトバランス:太陽光
シャッタースピード:20秒
絞り値:F8
ISO感度:100
焦点距離:14mm
レンズフィルター:KANI Premium Reverse GND 0.9
こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:稲村ヶ崎のマジックアワー
販売中の写真一覧:ポートフォリオ
夕陽撮影の準備
最寄り駅の江ノ電稲村ヶ崎駅からは徒歩4分で海岸までアクセスできます。
江ノ電に乗って鎌倉観光するのはとても楽しいので、鎌倉観光の締めくくりに稲村ヶ崎公園で夕陽を撮影するという楽しみ方もできると思います。
また、道路を挟んで「稲村が崎駐車場」があり、1時間300円で駐車可能です。(ハイシーズンを除く)
稲村ヶ崎公園は夕陽の撮影スポットとしても人気があり、休日には多くの人が訪れます。
駐車場も混むので、早めに到着して待機することをおすすめします。
公式サイト
ちなみに駐車場の横には稲村ヶ崎温泉というスパがあります。
撮影後はゆっくり温泉に浸かってリラックス、というのも良いですね。
公式サイト
風景写真の撮影機材
参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。
カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)
レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)
レンズフィルター(KANI Premium Reverse GND 0.9 150mm×170mm)
フィルターホルダー(KANI フィルターホルダー SIGMA 14mm F1.8 DG HSM 専用 150mm幅)
L字ブラケット(SmallRig SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット)
レンズサポートプレート(Leofoto NR-140 多目的スライドプレート)
三脚(Velbon UTC 53II AS)
シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)
撮影地紹介
稲村ヶ崎公園(鎌倉海浜公園 稲村ヶ崎地区)
稲村ヶ崎公園は神奈川県鎌倉市にある海浜公園です。
正式名称は鎌倉海浜公園 稲村ヶ崎地区だそうです。
稲村ヶ崎は古くは鎌倉幕府滅亡のきっかけの1つと言われている、新田義貞の鎌倉攻めの際の古戦場という歴史があります。
新田義貞が黄金の太刀を投げ入れて龍神に祈願すると、潮が大きく引き、幕府の水軍が沖へと流され、岸壁沿いに鎌倉に攻め入ることができたそうです。
その話は新田義貞の龍神伝説として700年近く経った今でも語り継がれています。
また、以前紹介した千葉県富津市の明治百年記念展望塔と同様、関東富士見百景の1つに選出されています。
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【関東の富士見100景】明治百年記念展望塔で見る夕暮れの富士山が美しい
続きを見る
稲村ヶ崎公園には夕陽に染まる富士山をひと目見ようと多くの人が集まり、賑わいます。
湘南の夕陽撮影スポットとしておすすめできますので、ぜひ一度は訪れてほしい撮影スポットです。
撮影地点について
最後に撮影地点を紹介します。
稲村ヶ崎公園は神奈川県鎌倉市稲村ガ崎1−19にあります。
今回は公園内からではなく、砂浜に降りて波打ち際から撮影しました。
強い波が押し寄せ、足元が濡れてしまうこともありますので、カメラ機材が濡れないようにご注意ください。
アクセス
公共交通機関でアクセスする場合
・江ノ電「稲村ヶ崎」駅から徒歩4分
車・バイクでアクセスする場合
お手持ちのナビをお使いください。
稲村ヶ崎公園へのアクセス
駐車場・駐輪場(バイク)情報
駐車場
・神奈川県道路公社 稲村が崎駐車場(収容台数51台)
※24時間出入り可能です
駐輪場(バイク)
付近にバイクの駐輪場はありません・・・が、公園の入り口付近にバイクを停めている方はいます。
※自己責任でお願いします
周辺設備情報
コンビニ
・セブンイレブン 鎌倉稲村が崎店
※24時間営業です
トイレ
稲村ヶ崎公園内のトイレを利用することができます。
終わりに
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
この記事を読んで「夕陽を見に行きたい」、「夕陽を撮影しに行きたい」と思っていただけたら幸いです。
以下のページで夕陽・マジックアワーの撮影スポットの記事一覧が見れます。
興味がありましたらご覧ください。
また、今後もこのブログをお読みいただけると、これ以上嬉しいことはありません。
あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。
それではまた!