軽トラキャンピングカー

【自作キャンピングカー】38日目:ドアの作成、シェルの積込、窓とドアの取付

2023年9月19日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。

36日・37目目の作業の振り返り

さて、前回の作業で外壁の塗装(2回目、3回目)、ドアの作成、窓の蝶番の取付を進めました。

【自作キャンピングカー】36日目&37日目:外壁の塗装(2回目、3回目)、ドアの作成、窓の蝶番の取付

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今日もこの作業の続きから進めていきます。

38日目:ドアの作成、シェルの積込、窓とドアの取付

ドアの作成

前回の作業でドアの隙間の木材を作り、塗装を行いました。

今回は木材を固定し、ドアの完成を目指します。

まずは木材を横からスライドさせ、当て板とハンマーで叩いて押し込みます。

 

当て板とハンマーで板を押し込む

 

サイズピッタリであることが確認できたので、40mmのスリムビスで固定します。


板の固定完了
 

次に板と板の隙間にマスキングしてからコーキングします。


マスキングする


コーキングする
 

乾燥する前にマスキングテープを剥がし、コーキングヘラでキレイに整えたら完成です。


マスキングテープを剥がす


コーキングヘラで整えて完成


ドアの外壁完成
 

シェルの積込

さて、ドアが完成したところで、いよいよシェルを載せていきます。

載せ方としては床に単管パイプを通した後にジャッキアップして持ち上げるという方法です。

2mの単管パイプを全部で10本(左右4本ずつ+左右の連結で2本)使用します。

溝に単管パイプを通した後、ジャッキベースを設置し、直交クランプを使って固定します。

 


溝に単管パイプを通す

 


ジャッキベースを設置して直交クランプを固定する

 


上部にも直交クランプを仮留めする

 

ただ、ここで思わぬ問題が発生しました・・・。

ジャッキベースで上げられる高さはせいぜい300mm。

軽トラの荷台の高さは約800mmくらいあるので、500mm高さが足りないことに・・・。

つまり500mmの高さまでどうにかしてシェルを持ち上げた後にジャッキで持ち上げる必要があります。

このままではせっかく作ったシェルが乗せられない・・・困り果てていましたが、工場の方にサポートいただき、数人がかかりでその高さまで持ち上げることになりました。

とは言え、200kg超のシェルを手で持ち上げるのは難しいので、車用のジャッキを使って浮かせた後、隙間に木材を挟み込んで少しずつ嵩を上げていくという方法で持ち上げることにしました。

 


車用ジャッキを使ってシェルを浮かせる

 


浮かせた隙間に板を挟み込む

 

少しずつ浮かせてようやく300mmくらい上げられました。

 


300mm程浮かせた状態

 

ただ、ここから先も同じように木材を積み重ねるのは安定性の面でも不安だったので、余っていたペール缶の上に板を敷きそちらに載せ替えることにしました。

 


木材の持ち上げ箇所をペール缶に変更

 

実際に載せ替えてみたところ、意外と安定していました。

 


ペール缶への載せ替え完了

 

軽トラの荷台に乗せるにはこの高さでも足りなかったので、ペール缶の上にもう数枚板を重ねて嵩増ししました。

ジャッキアップで軽トラの荷台に載せられる高さまで持ち上がったところで、ペール缶を左右2つずつ追加し、その上にジャッキベースを載せます。

ちなみにジャッキベースを安定させるためにボルトでペール缶に固定しました。

 


ペール缶に固定したジャッキベースを左右に配置

 


ペール缶に固定したジャッキベースを左右に配置2

 

そこからは左右のジャッキを均等に上げていき、なんとか軽トラの荷台の高さを超えました!

あとは軽トラをバックで入れて乗せて完了・・・・なのですが、あろうことかこの時の撮影ができていませんでした・・・。

というわけで、シェルを載せた後の写真がこちらです。

 


シェルの積込完了

 

シェルを載せた後に「後ろのあおり」も取り外しました。(先に取り外しておいた方が楽だとは思います)

 


シェルの積込完了2

 

工場の方に手伝っていただき、なんとかシェルの積込が完了しました。

とても感慨深い瞬間でした!撮影できてなかったのは本当に残念すぎる・・・

ちなみに最初はシェルをラッシングベルトで固定しましたが、ベルトの亀裂が心配になったので、後からワイヤーとターンバックルで固定する方式に変更しました。
※後の記事で紹介します

 

窓の作成と取付

シェルの積込は完了しましたが、窓とドアが付いていないので、虫が入り放題になっています。

まずは窓を作成し、取り付けていきます。

アクリル板を取り付けるために骨組みのボルトを外します。

 


骨組みのボルトを外す

 

窓の作成については以下の記事で紹介しています。こちらも併せてご覧くださいませ。

【自作キャンピングカー】19日目:窓作成と屋根の透湿防水シート貼り

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次にアクリル板を入れる溝にボンドを流し込みます。

 


溝にボンドを流し込む

 

ボンドはいつものゴリラボンドです。

その後、溝にアクリル板を入れます。

このアクリル板は1枚5000円くらいするので作業は慎重に・・・笑

アクリル板 透明色 板厚5mm縦横2辺合計1000mm以内端面鏡面加工・面取り済み
 


アクリル板を入れる

アクリル板を入れ込んだたら上下左右をボルトで固定します。


ボルトで固定

 

念のため汚れを拭き取っておきます。


アクリル板の汚れを拭き取る

 

実際に当て込んでみましたが、悪い意味でサイズピッタリでした・・・というのも遊びがほとんどなく、叩いて押し込まなければ入らない状況でした。

スムーズに開閉できないため、調整の余地があります。


サイズピッタリすぎの窓

ひとまず蝶番を固定して窓を埋め、調整は後日行うことにしました。


窓の調整は後日実施

ドアの取付

続いてドアを取り付けます。

まずは内側のベニヤ板を25mmのスクリュー釘で固定します。


25mmのスクリュー釘で固定


スクリュー釘での固定完了

 

次にドアノブを取り付けようと思いましたが、ドアノブを通す穴が小さかったため、コンパスカッターで穴を拡げます。


コンパスカッターで穴を拡げる

 

穴を拡げたらドアノブを通し、ドライバーで固定します。


ドアノブをドライバーで固定

 

ベニヤ板がはみ出している部分があったので、面取りのトリマービットを使い、削ります。


トリマーで面取り

 

ドアが完成したところで、出来上がったドアをはめてみます。

思いの外、ドアが重い・・・笑


そこそこ重いドアをはめる

 

問題ないことが確認できたので、ドアの蝶番を取り付けるためにトリマーで溝を掘ります。

溝の角はハンマーとのみで形を整えます。


蝶番用の溝を掘る


ハンマーとのみで形を整える

 

ちなみにドアの蝶番は値段が手頃なカインズの89mmのカラー蝶番を使用しました。

カインズ公式サイト

 

溝を掘った後は蝶番を付属のビスで固定します。


付属のビスで蝶番を固定


蝶番の固定完了

 

ドアを合わせたら蝶番を固定します。


ドアを合わせて蝶番を固定

 

ひとまずドアの取付が完了しました。


ドアの取付完了

 

ただ、窓と同様、ドアもかなりサイズピッタリで閉めるのに少し力が必要です。

こちらも調整は後日行うことにしました。

次にドアのラッチの受けを固定する溝を掘ります。

線を引き、トリマーで溝を掘ります。


ラッチの受けの線を引く


トリマーで溝を掘る

 

溝を掘った後はのみで形を整えます。


のみで形を整える

 

形を整えた後はラッチの受けの下地を埋め込み、その上から30mmのスリムビスでラッチの受けを固定します。


ラッチ受けの下地を埋め込む


ラッチ受けの下地の埋め込み完了


ラッチ受けを固定する

 

固定が完了したところで、実際にドアを閉めてみましたが、位置がズレていました・・・。


ラッチ受けの位置がズレている

 

しかも微妙なズレではなく1個分くらいズレている・・・。


1個分ズレるラッチ受け

 

仕方がないので、再度位置を合わせてトリマーで溝を掘ります。


トリマーで溝を掘る2

 

不要な穴が開いており、かなり不恰好ではありますが、ひとまず問題なく開閉できるようになりました。

遅い時間になったので、本日の作業は切り上げることにしました。

 

38日目の成果

この2日間の作業でドアの作成、シェルの積込、窓とドアの取付が完了しました。

ついにシェルが載りました!

窓とドアの調整は残っているものの、ひとまずシェル単体としては完成です。

次回はシェルのコーキング、ドアの調整、内壁の塗装準備を行います。

この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。

ではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

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