こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
写真活動を続ける中で以前から平日の天気の良い日にも撮影に行きたいと思ったり、日本全国で撮影してみたいと思い、軽トラを購入して荷台の上に家を作ることにしました。
39日目の作業の振り返り
前回の作業でシェルのコーキング、ドアの調整、内壁の塗装準備が完了しました。
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【自作キャンピングカー】39日目:シェルのコーキング、ドアの調整、内壁の塗装準備
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今日はこの作業の続きから進めていきます。
40日目:戸当たりの取付、内壁と天井の塗装(1回目)
戸当たりの取付
前回左右の戸当たりを取り付けたところで木材がなくなってしまいましたが、カインズで木材を追加購入しました。
前回同様、の雑巾摺(ぞうきんずり)を使用します。
カインズ公式サイト
木材をカットして合わせたところ、ピッタリ収まりました。
ドア枠の設置面にゴリラボンドをつけたら位置を合わせて25mmのスクリュー釘で固定します。
最後にはみ出たボンドを拭き取ったら完成です。
上も同様に取り付け、戸当たりの取り付けが完了しました。
これでドアが内側に押し込まれることがなくなります。
内壁の塗装準備
続いて内壁の塗装をするにあたり、塗装したくない箇所(ライト、窓、床、換気扇周り)をマスキングしていきます。
マスキングテープを使用すればよかったのかもしれませんが、横着して養生テープを貼っています。(ただ、仕上がり後に塗りムラができていたことが発覚したので、このやり方はおすすめしません・・・)
換気扇周りも同様に養生テープを貼っておきました。
窓の周りはポリクロスマスカーで覆います。(真っ暗で見えづらいですが)
床も同様にポリクロスマスカーで覆います。
これで塗装準備が完了しました。
内壁の塗装
さて、いよいよ内壁の塗装です。
今回壁には漆喰を塗ります。
漆喰は石灰や砂、水、油、繊維等を混ぜ合わせたもので、主な目的としては湿気を取り除くことにあります。(他にも耐久性や防火性の向上などがあります)
漆喰を塗ると言っても私には左官職人のような技術力があるわけではないので、難易度が高いです。
壁の仕上がりが汚くなることが目に見えていたので、どうにか素人でもできる漆喰塗りの方法を探していたところ、とても良い商品を見つけました。
それがCoral Tex(コーラルテックス)です。
コーラルテックスはローラーで塗れるタイプのものがあるので、こちらであれば技術力は必要ありません笑
ムラなく、均一に仕上がるので、素人でも簡単に漆喰を塗ることができます。
ちなみにこのコーラルテックス、26色ものカラーが選べます!
私はDOVER SKYというライトグレーの色を選択しました。
ライトグレーと言っても、かなり明るめで、ほぼ白に近い色です。
他にも青や赤といった明るい色から黒やインディゴブルーと言ったダークカラーがあり、迷ってしまうくらい選択肢が豊富です。
自分の室内イメージにピッタリ合うのが何色か、選ぶのがとても楽しいですね。
また、商品ラインナップとして「トライアルローラーセット」というものが用意されています。
漆喰塗装に必要な下記の道具が一式揃っています。
- 砂骨ローラー
- ローラーバケツ
- ひしゃく
- 霧吹き
- マスカー
- マスキングテープ
- ビニールシート
このセットに含まれていませんが、他にも隙間を塗装するために刷毛があると便利です。
結論からお伝えするとコーラルテックスの選択は大成功でした。
何よりも塗るのが簡単ですし、素人でもキレイに仕上がります。
見ていただいた方、皆さんから「うまく塗ったね」と言っていただけますが、技術力が必要ないので、手順を守れば誰でも簡単に塗れると思います。
というわけで漆喰を塗っていきます。
まずはローラーバケツに漆喰を流し込み、付属のネットを装着します。
このままでは漆喰の粘度が高すぎてローラーが回転しづらく、仕上がりが汚くなるので、水を少し入れて薄めます。
ローラーに漆喰を付け、ネットでしごき、適量を付けます。
塗装しようと思って中を見たところ、天井のグラスファイバーテープが取れていたので、付け直します。
気を取り直して再度漆喰を塗装します。
前側から後ろ側にかけて天井と壁を交互に塗装しました。
ローラー塗装なので、かなり簡単で、作業はスムーズに進みました。
カメラに漆喰が付着してしまうのが怖かったので、作業中の撮影は行いませんでしたが、1回目の塗装が完了しました。
前回はトリマーで削りましたが、少しずらす程度なので、のみとハンマーで仕上げます。
ひとまず1回目の塗装が完了したところで、遅い時間になったので、作業を切り上げることにしました。
乾燥を待ち、翌日に2回目の塗装を行います。
41日目:内壁と天井の塗装(2回目)、はしごの作成と塗装
内壁と天井の塗装(2回目)
昨日に続き、2回目の塗装作業を行います。
コーラルテックスは乾燥時間は5時間程度とかなり早いです。
木材の塗装だと24時間〜36時間くらいかかるので、それと比べてもかなり早いですね。
昨日丸一日漆喰塗装をしていたので、作業が手慣れてきました。
塗装後にスプレーで水を付け、ローラーで伸ばしてきれいに仕上げます。
ドアのみ塗装していたのですが、実際に見てみるとかなり違和感があったので、上から漆喰を塗ることにしました。
5時間後に2回目の塗装も行いました。
壁や天井も乾いていたので、ライトの養生テープとポリクロスマスカーを剥がします。
天井と内壁の漆喰塗装が完了しました。
これで完全な部屋になりました!これは感動。
これで内装は完成しました。(あとは細かい調整のみ)
はしごの作成と塗装
軽トラの荷台までの高さは70cmくらいあるので、このままだと乗り降りが大変です。
快適に乗り降りするためにははしごが必要なのですが、毎回はしごをかける作業も面倒だと思ったので、軒下に格納することにしました。
はしごに使用する木材は2×4材です。
まずはちょうど良い角度にして高さを合わせていきます。
角度は脚立を参考に合わせました。
取り付けた後も何度も乗り降りしていますが、この角度であればストレスは感じません。
高さを合わせたら玄関と同じ高さで線を引きます。
ただ、この線は仮の線で、地面との設置面の高さ分をあとから付け足します。
次に地面との設置面にできた隙間の高さを測ります。
この隙間の高さ分を玄関側に足せば木材をカットした後、ピッタリで収まります。(もし300mmだった場合、玄関側の高さを300mm追加します)
次に木材をカットします。
上部は玄関の床に対して垂直になるので、木材もそのまま垂直にカットします。
下部(地面の設置側)は地面に対して斜めになるので、木材を斜めにカットします。
こちらの京セラのスライド丸のこには角度を変えてカットできる機能があるので、この機能を活用します。
カット後に仮合わせをしてみましたが、ピッタリでした。
次にステップの溝を掘ります。
脚立を参考にステップを2段設けることにしました。
線を引く際ははしごの上部と同じく、左右に垂直に線を引いた後、地面の隙間の高さ分を追加します。
ただ、ステップは地面に対して斜めにする必要があるので、手前側だけ高さを追加して斜めの線を引きます。
最初はのみとハンマーだけで削ろうと考えましたが、持っている道具を活用しない手はないということでトリマーで溝を掘ることにしました。
溝ははしごの内側に掘るため、左右で向きが異なるので、ご注意ください。
溝を掘った後はステップの木材がハマるか確認します。
ハンマーで叩かないとしっかりハマらないくらいピッタリでしたが、問題はないので、よしとします。
良い感じに仕上がりました。
次に塗装を行うためにポリッシャーで磨きます。
磨いた後はキシラデコールのウォルナットで塗装を行います。
こちらは乾燥後に2回目の塗装を行い、完成後にはしごを組み立てます。
ドアの外壁のダボ塗装
次に前回の作業で埋めたドアの外壁のダボを塗装します。
ポリッシャーで磨いた後、キシラデコールのジェットブラックで全体を塗装します。
塗装が終わったところで良い時間になったので、本日の作業は切り上げることにしました。
40日目&41日目の成果
この2日間の作業で内壁と天井の塗装、はしごの骨組み作成が完了しました。
漆喰塗装が思いの外スムーズに進み、仕上がりもかなりキレイだったので満足しています。
次回は窓の調整とはしごの組み立てを行います。
この記事が少しでも軽トラキャンピングカーDIYの参考になったら嬉しいです。
ではまた!