こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。
今回は小菅ジャンクションを紹介します。
付近は球技のコートが充実している居住エリア
小菅ジャンクションは東京都葛飾区にある首都高速中央環状線と6号三郷線を結ぶジャンクションです。
北に進むと、綾瀬・加平方面、南に進むと堀切ジャンクションがある堀切方面、北西に進むと、江北ジャンクションがある江北方面の3方面を分岐する中継点としての役割を果たしています。
※堀切ジャンクション、江北ジャンクションについては以下の記事で紹介しています。
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綾瀬川の水鏡リフレクションが圧倒的に美しい。堀切ジャンクション
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理想の撮影環境。河川敷で撮る五色桜大橋が美しい。江北ジャンクション
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小菅は葛飾区の荒川沿いにある居住エリアです。
付近には小菅東スポーツ公園や小菅西フットサル場、荒川小菅球技場など、球技のコートが充実しています。
荒川を挟んで対岸が足立区になるので、ちょうど葛飾区と足立区の境に位置しています。
小菅ジャンクションは堀切ジャンクションと同じく、荒川と綾瀬川の間にあるジャンクションです。
分岐点と並行して一般道が通っているため、残念ながら堀切ジャンクションのような分岐点の水面リフレクションは見れません。
代わりに綾瀬川にかかる新水戸橋があり、こちらでカーブする道路のリフレクションを見ることができます。
新水戸橋は北側と南側に分かれており、直接渡れる横断歩道はありません。
ただ、階段をおりるとトンネルて南北を行き来できるようになっています。
標準レンズがあれば北側・南側どちらからも撮影できるため、構図のバリエーションが一気に増えます。
周りは居住地ですが、撮影地付近は人があまり通行せず、穴場感がありました。
なお、最寄駅は東武伊勢崎線の小菅駅で、小菅ジャンクションまでは徒歩14分程の距離にあります。
駅から歩ける距離ではあるものの、公共交通機関でのアクセスはそれほど良いとは言えません。
車の場合は最寄りの駐車場から徒歩6分なので、車の方がアクセスは良いです。
美しい水面リフレクションと豊富な構図バリエーション
小菅ジャンクションの魅力はたくさんありますが、最も特徴的なのは水面リフレクションと構図のバリエーションの多さです。
綾瀬川にかかる道路が美しいカーブを描き、川と並行して奥まで伸びる道路と照明が水面にリフレクションします。
また、新水戸橋は南北それぞれから撮影でき、構図のバリエーションも豊富です。
実際に撮影した写真がこちらです。
三郷線(新水戸橋の東側)の下道からは綾瀬川沿いの道路を走る車のレーザービームが撮影できます。
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:60秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし
こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:小菅ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ
続いて新水戸橋の東側から西側に向かって撮影しました。
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:60秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし
こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:小菅ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ
補足
水面のリフレクションは見れませんが、空の開放感と道路のカーブ・照明から見える光条が美しいです。
全体的に照明のオレンジが強いので、レタッチで色味を抑えています。
そして、新水戸橋の北側から綾瀬川沿いを撮影した写真がこちらです。
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:151秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:24mm
レンズフィルター:なし
こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:小菅ジャンクションの夜景
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補足
光量が少ないため、F11で明るさを稼ぐために150秒という長秒で撮影しました。
新水戸橋は車の交通量がそこそこ多く、大型車両が通ると橋がやや揺れます。
また、綾瀬川にはカルガモが泳いでいますが、水面が波立つとリフレクションが美しく写らないので、タイミングを狙って何度か撮り直しました。
続いて、北側の階段の踊り場から撮影した写真です。
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:151秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:55mm
レンズフィルター:なし
こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:小菅ジャンクションの夜景
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階段をおりた後に少し歩いて新水戸橋と水戸橋の中間地点あたりから南側を望遠で撮影してみました。
望遠で撮るジャンクションはまた雰囲気が違いますね。
ちなみに下に写っているのが新水戸橋です。
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:91秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:105mm
レンズフィルター:なし
こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:小菅ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ
次に新水戸橋の南側に移動し、撮影した写真です。
迫力のある分岐点とレーザービームが撮影できます。
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:60秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし
同じポイントで綾瀬川方面を撮影した写真がこちらです。
なかなか強い鉄の錆感・・・。
カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SONY FE24-105mm F4 G OSS
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:82秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:26mm
レンズフィルター:なし
こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:小菅ジャンクションの夜景
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以上が今回の撮影写真です。
北側・南側どちらからも撮影できるので、構図のバリエーションはかなり多いです。
小菅ジャンクションは歩き回りながらいろいろな構図を探せる、撮影が楽しいジャンクションでした。
撮影で使用した機材
参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。
カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)
レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)
レンズ(SONY FE24-105mm F4 G OSS SEL24105G)
L字ブラケット(SmallRig SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット)
三脚(Velbon UTC 53II AS)
シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)
総合評価
小菅ジャンクションの総合評価は以下の通りです。
項目 | 評価 | コメント |
美しさ | ★★★★ | 分岐ポイントは撮影できないものの、水面のリフレクションが美しく、高評価です。 |
光条 | ★★★★★ | 全体的に光条の数は多く、最高評価です。 |
レーザー(光跡) | ★★ | 一直線のレーザー(光跡)には美しさがやや物足りないと感じるため低評価です。 |
構図のバリエーション | ★★★★★ | 豊富な構図のバリエーションは文句なしの最高評価です。 |
穴場感 | ★★★★ | 通行者はあまりおらず、穴場感は高評価です。 |
アクセスの良さ | ★★ | 最寄り駅からは徒歩14分程とやや遠いです。 ただ、付近に駐車場があることを考慮し、アクセスの良さは低評価としました。 |
おすすめレンズ | 広角レンズ、標準レンズ | |
総合点 | 22点/30点 | 撮影スポットとして真っ先におすすめしたいジャンクションです。 |
撮影地点について
最後に撮影地点を紹介します。
小菅ジャンクションは新水戸橋を中心に、撮影できる地点が数多く存在します。
北側では主に水面リフレクション、南側からはレーザー、少し離れた地点からは望遠レンズによる圧縮構図のジャンクションが撮影できます。
なお、新水戸橋自体は幅約3mとそれほど広くはないので、注意しながら撮影しましょう。
アクセス
公共交通機関でアクセスする場合
・東武伊勢崎線「小菅」駅から徒歩14分
車・バイクでアクセスする場合
お手持ちのナビをお使いください。
駐車場・駐輪場(バイク)情報
駐車場
・日本パーク 葛飾小菅第2から徒歩4分(収容台数9台)
・ナビパーク 小菅第6から徒歩5分(収容台数5台)
駐輪場(バイク)
付近に駐輪場がないため、歩道に駐車することになります。
※管理についてはあくまでも自己責任でお願いします
周辺設備情報
コンビニ
少し離れたところにコンビニがあります。
トイレ
駅のトイレまたは荒川小菅少年野球場のトイレを利用することができます。
終わりに
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
もしこの記事を読んでジャンクション撮影にほんの少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
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また、今後もこのブログをお読みいただけると、これ以上嬉しいことはありません。
あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。
それではまた!