ジャンクション

最寄り駅徒歩4分。光条とレーザービームが美しい板橋ジャンクション

2021年2月13日

こんにちは。フォトブロガーのSHIN(@SHIN_Litra)です。

今回は板橋ジャンクションを紹介します。

最寄り駅から徒歩4分の駅近ジャンクション

板橋ジャンクションは東京都板橋区にある首都高速中央環状線と5号池袋線を結ぶジャンクションです。

北に進むと埼玉方面、南東に進むと巣鴨・北区方面を超えて江北ジャンクションがある江北方面、南に進むと熊野町ジャンクションがある熊野町方面の3方面を分岐する中継点としての役割を果たしています。※江北ジャンクション、熊野町ジャンクションは以下の記事で紹介しています

理想の撮影環境。河川敷で撮る五色桜大橋が美しい。江北ジャンクション

続きを見る

地名の由来は室町時代から続く歴史ある神社。熊野町ジャンクション

続きを見る

板橋ジャンクションは付近に板橋区役所や板橋警察署、学校やマンションなどが並ぶ都心の居住エリアにあります。

ジャンクションの分岐点は北・東・西の3つがありますが、北の分岐点が見える場所には大きな木があるため、撮影できません。

規模としては北が一番大きな分岐点なので、そこを撮影できないというのはなんとも残念なポイントです。

最寄り駅の板橋区役所前駅からは徒歩4分という好立地にあり、公共交通機関でのアクセスの良さは最高と言えます。

また、車の場合も付近にコインパーキングが充実しており、駐車場所には困らないはずです。

ちなみに西の撮影地点には徒歩30秒という未だかつて見たことのない好立地の駐車場があります。

駅近ということもあり、撮影地付近には多くの人が通行し、穴場感はありません。

余談ですが、板橋ジャンクションという名前のジャンクションは韓国にもあります。

現地のハングル表記では「판교분기점」ですが、漢字表記だと「板橋分岐點(板橋ジャンクション)」になります。

違う国に同じ名前のジャンクションがあるなんて面白いですよね。

都心ならではの面白い光条

板橋ジャンクションの魅力的は都心のジャンクションならではの面白い光条です。

居住地のど真ん中にあるという地形上、付近のマンションなどが写り込み、その照明が長秒撮影することで光条となります。

まずは西の分岐点を撮影した写真です。

板橋ジャンクションの夜景

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:40秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

補足

片側4車線の大きな道路ですが、撮影地点の手前までは中央分離帯があり、左右2車線ごとに独立した道路になっています。

撮影地点が合流ポイントになっており、左右の2車線が同時に合流しないように信号でコントロールされています。

この中央分離帯は幅1mで、歩道より20cmほど高くなっており、ポールで囲われている箇所があります。

このスペースであれば、歩行者の通行を妨げずに三脚を立てて撮影することができます。

今回は40秒という時間で撮影したため、レーザーが右側のみとなっていますが、多重露光撮影であれば左右のレーザーが撮影できるはずです。

残念ながらα7RⅢには多重露光機能がないため再現できませんが・・・。(α7RIIIには概ね満足しているのですが、ジャンクションやレーザー撮影が好きな人にとっては多重露光撮影ができない点がいつも悔やまれます)

もし今後多重露光撮影ができるカメラを手に入れたら再チャレンジして左右に伸びるレーザーを撮影してみたいものです。

続いては、東の分岐点を撮影した写真です。

板橋ジャンクションの夜景

カメラ:SONY α7RIII
レンズ:SIGMA 14mm F1.8 DG HSM
撮影モード:Standard
ホワイトバランス:電球
シャッタースピード:48秒
絞り値:F11
ISO感度:50
焦点距離:14mm
レンズフィルター:なし

こちらの写真はAdobe Stockにて販売中です。
写真:板橋ジャンクションの夜景
販売中の写真一覧:ポートフォリオ

補足

西の分岐点とは反対に、ヘッドライト側(左車線)を撮影しているため、白いレーザーとなります。

信号の間隔が長く、48秒程度では白のレーザーのみですが、こちらも多重露光撮影機能があるカメラを使えば、手前の赤のレーザーも構図に含めることができるはずです。

左右に拡がる構図はどことなく箱崎ジャンクションの構図と似ている気がします。
※箱崎ジャンクションの記事は以下をご覧ください。

見るものを圧倒する姿はまさにヤマタノオロチ。箱崎ジャンクション

続きを見る

以上が今回の撮影写真です。

北の分岐点が撮影できず、構図のバリエーションが少ないのが残念でした。

ただ、駅からは最高に近いジャンクションなので、アクセスが良い方は撮影してみてもよいかもしれません。

撮影で使用した機材

参考までに今回の撮影で使用した機材を紹介します。

カメラ(SONY α7R3 ILCE-7RM3A)

 

レンズ(SIGMA Art 14mm F1.8 DG HSM)

【SIGMA】Art 14mm F1.8 DG HSM(ソニーEマウント用/フルサイズ対応)

 

L字ブラケット(SmallRig SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット)

【SmallRig】SONY α7III/α7M3/α7RIII/α9 L-ブラケットキット

 

三脚(Velbon UTC 53II AS)

 

シャッターレリーズ(ロワジャパン RM-VPR1)

 

総合評価

板橋ジャンクションの総合評価は以下の通りです。

項目 評価 コメント
美しさ ★★★ 建造物としての美しさは、平均的です。
光条 ★★★★ マンションの照明を含め、多くの光条が見える点で評価です。
レーザー(光跡) ★★★★ 直線やカーブなど、レーザーのバリエーションがある点を加味し、評価です。
構図のバリエーション ★★ 構図のバリエーションがないため、低評価です。
穴場感 駅近ということもあり通行者が多く、穴場感は最低評価です。
アクセスの良さ ★★★★★ 最寄り駅からは徒歩4分で、徒歩30秒の駐車場があります。
そのため、アクセスの良さは最高評価としました。
おすすめレンズ 広角レンズ
総合点 19点/30点 撮影スポットとしておすすめできるジャンクションです。

撮影地点について

最後に撮影地点を紹介します。

板橋ジャンクションは撮影できる地点が限られています。

東ではダイナミックに広がる分岐点とカーブするレーザー、西ではカラフルなレーザーと多くの光条が撮影できます。

なお、西の中央分離帯は幅約1mとかなり狭いので、注意しながら撮影しましょう。

アクセス

公共交通機関でアクセスする場合

・都営三田線「板橋区役所前」駅から徒歩4

車・バイクでアクセスする場合

お手持ちのナビをお使いください。

駐車場・駐輪場(バイク)情報

駐車場

NTTル・パルク板橋第2駐車場から徒歩30秒(収容台数3台)
コインパーク板橋2丁目から徒歩3分(収容台数3台)
なお、板橋区役所にも駐車場がありますが、基本的には来庁者用となっています。
※管理についてはあくまでも自己責任でお願いします

駐輪場(バイク)

付近に駐輪場がないため、歩道に駐車することになります。
なお、板橋区役所にバイク駐輪場がありますが、基本的には来庁者用となっています。
※管理についてはあくまでも自己責任でお願いします

周辺設備情報

コンビニ

すぐ近くにコンビニがあります。
セブン-イレブン 板橋2丁目店
ミニストップ 板橋区役所前店
セブン-イレブン 板橋区役所駅東店

トイレ

駅または板橋区役所のトイレを利用することができます。

終わりに

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

もしこの記事を読んでジャンクション撮影にほんの少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

以下のページでジャンクション撮影スポットの記事一覧が見れます。

興味がありましたらご覧ください。

ジャンクション撮影スポットの記事

また、今後もこのブログをお読みいただけると、これ以上嬉しいことはありません。

あなたの写真ライフがより楽しく、より充実しますように。

それではまた!

  • この記事を書いた人

SHIN

北海道出身、千葉県在住。関東を中心に朝日・夕陽・ジャンクションなどを撮影しているフォトブロガーです。ブログでは撮影スポットやストックフォトの紹介記事などを書いています。X、Instagramで撮影した写真を投稿しているのでフォローいただけると嬉しいです。

-ジャンクション
-, , ,

© 2024 渡り鳥のように